日本駅巡り紀行

東北新幹線

[ 東北新幹線 とうほくしんかんせん ] JR東日本
東京〜新青森674.9km(営業キロ:713.7km)
※線路名称の上では東北本線の別線扱い

東北新幹線はJR東日本の新幹線で、東京から福島・仙台・盛岡などを経由して青森市内の新青森までを結んでいる。1つの路線としては日本で最も長い路線である。終点の新青森では北海道新幹線と直通し、東北・北海道新幹線を構成しているほか、ミニ新幹線である山形・秋田新幹線も多くの列車が東北新幹線の列車と併結する形で直通している。大宮以南には北陸・上越新幹線が乗り入れ(実質的に施設共有)ており、新幹線では東海道新幹線についで列車密度の高い区間となっている。

東北新幹線で最も最初に開業したのは大宮〜盛岡間で、上越新幹線とほぼ同時に1982年に開業した。その後1991年にかけて南側が東京まで延伸され、続いて2010年にかけて北側が新青森まで延伸された。南側への延伸にあたっては騒音を危惧した沿線の反対運動が展開されたため埼京線が並行して建設されることになり、北側への延伸にあたっては採算の問題から並行在来線が経営分離され、IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道となった。

長距離路線であり、さらに北海道・秋田新幹線にも直通していることから高速運転を実施しており、宇都宮〜盛岡間は日本最速の最高時速320km運転を実施している。建設期間が長期に及んだ関係で、開業時期によって路線の規格や駅の構造が大きく異なっている。

駅紹介

停車列車の表記で「こまち」「つばさ」は省略している。それぞれ「はやぶさ」「やまびこ」の停車駅に停車しうる。

東京駅 高架ホーム・高架下駅舎|全列車停車駅|東海道新幹線、JR在来線各線、東京メトロ丸ノ内線乗り換え
上野駅 地下ホーム・地上駅舎|「はやぶさ」「やまびこ」「なすの」停車駅|JR在来線各線、東京メトロ銀座線・日比谷線、京成線乗り換え
大宮駅 高架ホーム・高架下駅舎|全列車停車駅|上越・北陸新幹線直通、JR在来線各線、東武野田線、ニューシャトル乗り換え
小山駅 高架ホーム・高架下駅舎|「やまびこ」「なすの」停車駅|宇都宮線・両毛線・水戸線乗り換え
宇都宮駅 高架ホーム・高架下駅舎|「やまびこ」「なすの」停車駅|宇都宮線(・烏山線)・日光線、宇都宮ライトレール乗り換え
那須塩原駅 高架ホーム・高架下駅舎|「やまびこ」「なすの」停車駅|宇都宮線乗り換え
新白河駅 高架ホーム・高架下駅舎|「やまびこ」「なすの」停車駅|東北線乗り換え
郡山駅 高架ホーム・高架下駅舎|「やまびこ」「なすの」停車駅|東北線・磐越西線・磐越東線・水郡線乗り換え
福島駅 高架ホーム・高架下駅舎|「やまびこ」停車駅|山形新幹線(奥羽線)直通、東北線・山形線(奥羽線)、阿武隈急行線、福島交通飯坂線乗り換え
白石蔵王駅 高架ホーム・高架下駅舎|「やまびこ」停車駅
仙台駅 高架ホーム・高架下駅舎|全列車停車駅|東北線(・常磐線・仙石東北ライン・仙台空港アクセス線)・仙石線・仙山線、仙台市地下鉄各線乗り換え
古川駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「やまびこ」停車駅|陸羽東線乗り換え
くりこま高原駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「やまびこ」停車駅
一ノ関駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「やまびこ」停車駅|東北線・大船渡線乗り換え
水沢江刺駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「やまびこ」停車駅
北上駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「やまびこ」停車駅|東北線・北上線乗り換え
新花巻駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「やまびこ」停車駅|釜石線乗り換え
盛岡駅 高架ホーム・高架下駅舎|全列車停車駅|秋田新幹線(田沢湖線)直通、東北線・田沢湖線・山田線、IGRいわて銀河鉄道線(・花輪線)乗り換え
いわて沼宮内駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」停車駅|IGRいわて銀河鉄道線乗り換え
二戸駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「はやて」停車駅|IGRいわて銀河鉄道線乗り換え
八戸駅 地上ホーム・橋上駅舎|「はやぶさ」「はやて」停車駅|八戸線、青い森鉄道線乗り換え
七戸十和田駅 地上ホーム・橋上駅舎|「はやぶさ」「はやて」停車駅
新青森駅 高架ホーム・高架下駅舎|「はやぶさ」「はやて」停車駅|北海道新幹線直通、奥羽線乗り換え

車両

主にE5系・E6系が用いられ、秋田・山形新幹線には専用の車両が用いられるほか、一部の列車にはE2系も用いられる。併結の組み合わせは決まっており、E3系はE2系と、E6系はE5系・H5系としか連結運転を行わない。東北新幹線用の車両は10両編成を、ミニ新幹線用の車両は7両編成を組む。

       
E5系/H5系 日本最速の時速320km運転を行う車両で、「はやぶさ」をはじめ、ミニ新幹線に直通しない各列車に用いられる。車体はメタリックな緑と白のツートンカラーで、境界にはE5系にピンク、H5系にパープルの帯が入っている。
E2系 最高時速275kmの車両で、かつては東北新幹線の主力として「はやて」などに用いられていた。2022年現在は盛岡以北に乗り入れる定期運用は存在せず、「つばさ」に併結する「やまびこ」を中心に主に仙台以南の列車に用いられる。
E6系 秋田新幹線「こまち」用の車両で、在来線直通用ながら最高時速320km運転を行う車両である。東北新幹線内では大半の列車がE5系・H5系「はやぶさ」と連結される。また、東北新幹線内完結の「はやぶさ」「やまびこ」にE5系・H5系+E6系の17両編成が用いられることもある。
E3系 山形新幹線「つばさ」用の車両で、東北新幹線内では多くの列車がE2系「やまびこ」と連結される。「こまち」に比べると東北新幹線に単独で乗り入れる列車が多く設定されているため、福島以南を単独で走る姿もよく見られる。

運行(北陸・上越新幹線直通列車を除く)

東北・北海道新幹線には「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」「こまち」「つばさ」の6タイプの列車が走る。列車名は運転区間と停車駅によって定められている。大宮〜仙台間無停車の列車が「はやぶさ」、仙台駅に乗り入れて仙台以南に停車駅があるのが「やまびこ」、郡山以南で折り返す列車が「なすの」となっている。なお、仙台以北折返しの列車については、盛岡よりも北に行かないのが「やまびこ」、北海道新幹線内各駅に停車するのが「はやて」、北海道新幹線内に通過駅があるのが「はやぶさ」とされており、少し複雑である。

秋田新幹線に停車する列車は「こまち」、山形新幹線に直通する列車は「つばさ」となる。大半の「つばさ」は「やまびこ」と、大半の「こまち」は「はやぶさ」と併結し、福島・盛岡の両駅では新幹線の連結・解結を日常的に見られる。

繁忙期以外の日中ダイヤでは、東京〜新函館北斗(または新青森)・秋田間の「はやぶさ」「こまち」、東京〜仙台・新庄(または山形)間の「やまびこ」「つばさ」、東京〜盛岡間の「やまびこ」、東京〜仙台(または郡山)間の「やまびこ」(または「なすの」)が1時間に1往復ずつ運転される。

「つばさ」に併結しない仙台発着「やまびこ」または郡山発着「なすの」が全区間で、盛岡発着「やまびこ」が仙台以北で、それぞれ各駅に停車することで、盛岡以南の全駅にほぼ1時間に1往復の列車が停車する。
盛岡以北は利用者が少ないため、「はやぶさ」「はやて」が変則的に停車することで各駅に1日7〜12往復の列車が停車する。

・路線のデータ
開業日 東京〜上野間:1991/06/20|上野〜大宮間:1985/03/14|大宮〜盛岡間:1982/06/23|盛岡〜八戸間:2002/12/01|八戸〜新青森間:2010/12/04
路線長:674.9km
単線/複線 全線複線

・ページのデータ
公開:2022/12/31
更新:公開後未更新

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