[ 新白河駅 しんしらかわえき ] 福島県西白河郡西郷村
橋上駅舎
構造:高架ホーム・相対式島式混合2面3線(新幹線)/地上ホーム・相対式島式混合2面4線(在来線)
那須塩原駅(東京方面)←東北新幹線→郡山駅(新青森方面)
白坂駅(黒磯方面)←東北線→白河駅(郡山方面)
新白河駅は東北新幹線と東北線の駅。白河市と西郷村の境界よりも微妙に西郷村の側にあり、2023年現在では日本唯一の「村」にある新幹線駅となっている。ただし、西郷村中心部よりも白河市街のほうが近く、ホームの一部は白河市にかかっている。
新幹線が高架ホーム、在来線が地上ホームという構造で、東西に出入口がある。2017年以降、在来線は当駅を境に運転系統がほぼ完全に分断されており、1つのホームに郡山方面の交流電車と黒磯方面の交直両用電車が縦列停車することで当駅をまたぐ需要に対応している。
東口(正面出口)
駅の出入口は東西にある。白河市側にある東口が正面とされている。
東口駅前
駅前広場周辺までは西郷村だが、すぐ先(1枚目奥のマンションのあたり)は白河市である。
芭蕉像
おくのほそ道で白河関が詠まれていることからか、芭蕉の像が駅前にある。
西口(高原出口)
西口は当駅所在地である西郷村の玄関口となる出入口である。
西口駅前
駅前にロータリーやホテルがある他は住宅地となっている。
西郷村まちおこしセンター
駅前には村の施設がある。
西口と改札を繋ぐ通路
新幹線改札
改札は東口側の2階にある。
「白河関」
コンコース内にあるシュールなモニュメント。
1・4番線ホーム 1枚目:東京方 2枚目:新青森方
相対式2面2線のホームで、通過線にも番号が振られている。
飲料水コーナーの看板
水飲み場自体が数を減らす中、このようなレトロな看板はあまり見かけない。
新幹線駅名標
柱に直接いろいろと書かれているのが新白河駅の特徴だ。
在来線改札
新幹線改札の脇にあるが、在来線の改札は自動化されていない。
新幹線のりかえ口
自動化されている。1列だけ。
在来線乗り場出入口
寒い地域であるためか、在来線への跨線橋入り口には自動ドアが設置されている。
案内図
6番線ホーム 1枚目:黒磯方 2枚目:郡山方
在来線ホームはもともと2面3線の退避可能な駅だった。しかし、黒磯駅を直流化する際に待避線が中央で分断され、黒磯方の6番線と郡山方の7番線からそれぞれの方面に列車が折り返すようになっている。
7番線ホーム 1枚目:黒磯方 2枚目:郡山方
6・7番線は直列に並ぶことで乗り換えを便利にしている。本線である5番線と8番線を発着する列車はほとんどない。
貨物列車
現在、当駅をまたいで運転されるのはほぼ貨物列車である。この他、上り列車の白河発黒磯行き1本のみが当駅をまたいで運転されている。
在来線から見た新幹線ホーム
在来線駅名標
3駅連続で「白」が付く。
・駅の沿革
1944/10/11:磐城西郷信号場が開業|1959/04/07:磐城西郷駅に昇格|1982/06/23:東北新幹線が乗り入れ。新白河に改称
・ページのデータ
取材:2022/10/22
公開:2023/02/11
更新:公開後未更新