日本駅巡り紀行
新青森駅
[ 新青森駅 しんあおもりえき ] 青森県青森市
橋上駅舎
構造：高架ホーム・島式2面4線
七戸十和田駅（東京方面）←東北新幹線・北海道新幹線→奥津軽いまべつ駅（新函館北斗方面）
津軽新城駅（秋田方面）←奥羽線→青森駅（青森方面）
新青森駅は東北新幹線・北海道新幹線、奥羽線の駅で、新幹線におけるJR東日本とJR北海道の境界駅。新幹線・在来線ともに全旅客列車が停車する主要駅であり、東北新幹線乗り入れから北海道新幹線開業までの6年間は津軽海峡線の特急列車（白鳥・スーパー白鳥）も乗り入れていた。
在来線は地上駅、新幹線は高架駅（3階）で、改札は両ホームの間の2階にある。駅周辺は青森市郊外の住宅地だが、駅構内の土産物店は充実している他、バス・タクシー乗り場や大きな駐車場が併設されている。世界遺産の三内丸山遺跡の最寄り駅で、天気が良ければ歩ける距離にある。
東口
新青森駅は全体がガラス張りとなっている。「東口」には、2階の改札階から直接降りてくる階段（1枚目画像）と1階の商業施設を経由する出入口（2枚目画像）がある。
東口駅前
タクシーとバスでロータリーが分かれている。一般車は東口駅前には乗り入れられない。駅周辺で唯一のホテルである東横インが駅前にある。
西口
西口は1階の商業施設に通じている出入口で、東口に比べてかなり小さい。
西口駅前
西口駅前は一般車乗降場となっており、その向こうには駅利用者向けの立体駐車場がある。
南口
東口・西口、高架下の商業施設がいずれも奥羽線の北側にあるのに対し、南口は奥羽線の南側にある。
南口駅前
南口駅前ロータリーはバス・タクシー・一般車すべてが共有している。東口からのバスは長距離路線が主体なのに対し、南口からのバスは地域路線が主体。
三内丸山遺跡
南口から2kmほどのところには世界遺産の三内丸山遺跡がある。新青森駅からバスやタクシーで訪れる観光客も多い。
ねぶた
自由通路や新幹線コンコースには小さなねぶたが多数展示されている。
在来線改札
在来線の改札は南口と東口を繋ぐ通路に面している。
1・2番線ホーム 1枚目：青森方 2枚目：秋田方
奥羽線のホームは島式ホーム。開業当初から東北新幹線開業が近づくまでは単式ホームの小駅だった。
秋田方
青森方
下り1番線のほうがホーム有効長がかなり長く取られている（現在は封鎖）。かつて寝台列車が運行されていた頃は寝台列車のみ上下問わず1番線に発着していた。
在来線駅名標
新幹線改札
新幹線の改札は東口と西口に近い位置にある。
新幹線のりかえ口改札（新幹線側より）
在来線改札よりも広く、利用者が多い。
11〜14番線ホーム 1枚目：東京方 2枚目：新函館北斗方
島式2面4線の島式ホームで、天井が高く広い空間が確保されている。
東京方
画像右奥の三内丸山高架橋のあたりで新幹線が三内丸山遺跡の脇を通過する。
新函館北斗方
当駅以北は北海道新幹線だが、東北新幹線の施設として盛岡新幹線車両センター新青森派出が設置されており、そこへの分岐点までの施設はJR東日本の保有財産とされている。
新幹線駅名標
駅名標はJR東日本仕様。
・駅の沿革
1986/11/01：開業（奥羽線のみ）｜2010/12/04：東北新幹線乗り入れ｜2016/03/26：北海道新幹線乗り入れ
・ページのデータ
取材：2022/10/23
公開：2023/09/10
更新：公開後未更新