日本駅巡り紀行
高崎駅（JR）
[ 高崎駅 たかさきえき ] 群馬県高崎市
橋上駅舎
構造：地上ホーム・島式3面7線（在来線）｜高架ホーム・島式2面4線（新幹線）
上毛高原駅（新潟方面）／安中榛名駅（敦賀方面）←上越新幹線・北陸新幹線→本庄早稲田駅（東京方面）
高崎問屋町駅（長岡方面）←上越線（・両毛線・吾妻線）／高崎線（・八高線）→倉賀野駅
北高崎駅（横川方面）←信越線
上信電鉄線乗り換え→高崎駅（上信電鉄）
高崎駅は上越新幹線、高崎線・上越線・信越線の駅で、八高線・吾妻線・両毛線の列車も乗り入れる。上信電鉄との乗換駅でもある。高崎市の中心部に近く新幹線も乗り入れていることから、利用者数は前橋駅を大きく引き離して群馬県内の駅で最多である。
在来線の駅は3面7線の地上ホームで、上信電鉄側には使われていないホームも1面ある。新幹線の駅は島式ホーム2面に通過線も備えた広い高架ホームで、当駅から上越・北陸新幹線の分岐点までは上り線のみ2線の単複線区間となっている。
西口
西口は高崎城址や高崎市の中心部に近い出入口。駅舎は上越新幹線と同時期にオープンした「高崎モントレー」という駅ビルとなっている。
西口（2階）
ペデストリアンデッキに出られる出入口。
西口駅前（2階）
ペデストリアンデッキは駅前広場を囲む商業施設やホテルに通じている。
西口（地上）
上信電鉄高崎駅の出入口が隣接している。
西口駅前(地上）
西口駅前広場からは各方面へ向かう路線バスが発着する。雨の日にはペデストリアンデッキの下を使って濡れずに移動できそうだ。
東口
東口は裏口的な出入口だったが、2010年に駅ナカ施設が整備され、駅周辺も新しい建物が多い。
東口駅前(2階）
2010年の改良で整備されたペデストリアンデッキが駅前のヤマダ電機やタワーマンションなどに通じている。屋根付きの歩道橋で400m以上先まで移動できるようになっている。
東口（地上）
東口駅前（地上）
東口のほうが駅周辺の建物の密度は低く、駅前広場から発着するバスも高速バスなどの長距離路線主体となる。
在来線
在来線改札
橋上駅舎で、改札は2階自由通路の西口側にある。
1〜4番線ホーム 1枚目：東京方 2枚目：長岡・横川方
駅舎に接する単式ホーム1番線は使用停止中で、線路は通過線として、ホームの一部は上信電鉄への通路として使われている。島式ホームは2〜4番線。
3番線ホーム 長岡方より東京（八王子）方
3番線は東京方に設けられた切欠きホームで、八高線列車が使用する。
5〜8番線ホーム 1枚目：東京方 2枚目：長岡・横川方
5・6番線、7・8番線はそれぞれ島式ホーム。8番線は新幹線高架下にある。
東京方
東京方には留置線があり、高崎線・両毛線などの車両のほかSL列車用の客車なども留置されていることがある。
長岡・横川方
上越線・信越線がともに大幹線だった頃の名残で、両路線の分岐は立体交差となっている。
0kmポスト
8番線には信越線の0kmポストが設置されている。上越線は高崎線と連続したキロポストを設置しているため、当駅に0kmポストはない。
のりば案内
高崎駅では八高線以外の在来線発車番線がほとんど固定されていない上、殆どの列車が当駅で折り返す。そのため、各方面の次の列車の種別と発車番線だけを表示する機械が階段の登り口に設置されている。
駅名標 1枚目：現 2枚目：旧（2019年撮影）
駅名標は機関車をイメージしたものが設置されている。かつてはJR東日本の標準的なデザインのものが設置されていた。
新幹線
新幹線改札口
新幹線のりかえ口改札（新幹線側より）
どの改札も頭上のサインの形状が特徴的。
ホーム 1枚目：東京方 2枚目：新潟・敦賀方
通過線と2面4線のホームを持つ駅構造で、大宮以外の新幹線中間駅では最大級の設備である（他に越後湯沢、福島、岐阜羽島が同様の線路配置）。原則として外側の線路を北陸新幹線が、内側の線路を上越新幹線が使用する。
東京方
上り線側に保線基地がある。
新潟・敦賀方
下り線側に保線基地がある。当駅から上越・北陸新幹線分岐点までの数kmは上り線のみ方向別の単複線区間。
駅名標
上毛高原駅（新潟方面）／安中榛名駅（敦賀方面）←上越新幹線・北陸新幹線→本庄早稲田駅（東京方面）
高崎問屋町駅（長岡方面）←上越線（・両毛線・吾妻線）／高崎線（・八高線）→倉賀野駅
北高崎駅（横川方面）←信越線
上信電鉄線乗り換え→高崎駅（上信電鉄）
・駅の沿革
1884/05/01：開業（高崎線）｜1884/08/20：現在の上越線延伸開業｜1885/10/15：現在の信越線乗り入れ｜1982/11/15：上越新幹線乗り入れ
・ページのデータ
取材：2023/03/12
公開：2023/09/23
更新：公開後未更新