日本駅巡り紀行
安中榛名駅
安中榛名駅は北陸新幹線の駅。「あさま」のみが停車し、「あさま」の中にも当駅を通過する列車がある。北陸新幹線の建設時に費用拠出する群馬県の要望などを受けて設置されたとされる駅で、安中市の既存の市街地や在来線の駅からは大きく離れた新幹線単独駅である。
駅周辺は当駅開業後にJR東日本が分譲した住宅地「びゅうヴェルジェ安中榛名」で、新幹線駅ながら駅前に住宅地が広がっている。駅周辺にはコンビニすらなく、利用者数も北陸新幹線の中では最も少ない。
駅舎
駅舎は駅の南側にある。
別の角度から見た駅舎
駅前
大きな駅前ロータリーがあり、その内部は駐車場となっている。駅前は商業区画として造成されたが、商業施設が進出してくることはなかった。
ロータリー
駅前通りを少し進んだところにある「安中榛名駅入口交差点」は群馬県内初のラウンドアバウトである。
住宅地
びゅうヴェルジュ安中榛名の多くの区画は駅から一段下がった場所にある。ラドバーン方式による歩車分離がなされた計画的な住宅地が広がっている。
駅舎遠景
山の斜面を造成した宅地の中に駅はある。
駅北側
駅の北側から駅に通じる地下道も整備されている。地形が険しいこともあり、南側以上に何も無い。
駅舎内
駅舎のガラス張りの部分は吹き抜けになっている。「峠の釜めし」で知られる荻野屋による売店があり、コンビニのない当駅周辺ではここが唯一の商店である。
改札
ホームは改札階の上にあり、地下道で通じている。
ホーム 1枚目：東京方 2枚目：敦賀方
通過線のない相対式2面2線の地上ホーム。
ホーム柵
可動式ホーム柵が設置されているが、その固定部分の一部には桜柄のパンチング加工が施されている。
駅名標
・駅の沿革
1997/10/01：開業
・ページのデータ
取材：2023/03/12
公開：2024/07/21
更新：公開後未更新