[ 萩山駅 はぎやまえき ST04 SS30 ] 東京都東村山市
橋上駅舎
構造:地上ホーム・単式島式混合2面3線
小川駅(拝島方面)←西武拝島線→小平駅(小平方面)
八坂駅(多摩湖方面)←西武多摩湖線→青梅街道駅(国分寺方面)
萩山駅は西武拝島線と西武多摩湖線の駅。両路線が接続する駅で、多摩湖線の折返し列車が設定されるなど運行上の主要駅となっている。かつては当駅で拝島方面と多摩湖方面の列車の分割・併合も行われていた。
開業当初は現在よりも国分寺方にあり、国分寺方面から小平方面と多摩湖方面へ分岐していた。それを後年移設して拝島線を建設したため、駅構内は少し無理のある構造となっている。
南口
橋上駅舎で、南北に出入口がある。
南口駅前
駅前には団地がある。駅周辺に商店や飲食店は少ない。
北口
南口とほぼ同じデザイン。
北口駅前
住宅地の裏の空き地のような空間の中で、ヨーロッパ風のデザインの出入口が浮いている。
北口周辺
駅前から路地を抜けた先に自転車道がある。多摩湖と境浄水場をつなぐ水道沿いに建設された水道道路である。
改札
ホーム 1枚目:小平・国分寺方 2枚目:拝島・多摩湖方
緩やかなカーブ上にある駅で、1・2番線が島式ホーム、3番線が単式ホームの線路配置となっている。
1番線が国分寺からの列車(当駅折返し国分寺行を含む)、2番線が小平方面からの列車、3番線が拝島・多摩湖方面からの列車のホームとなっており、拝島線上りと多摩湖線上りは当駅構内でのみ線路を共有している。
3番線中ほど(上り方面)
国分寺方面と小平方面の分岐はホームの途中にある(国分寺方面が4両編成だから可能な配置)。この分岐は後付けされたもので、設置以前は多摩湖線国分寺方面の列車が1番線にしか発着できなかった。
小平・国分寺方
先述の通り、ホームが終わる手前から拝島線と多摩湖線が分岐している。
拝島・多摩湖方
多摩湖線(右)から拝島線が分岐する構造となっており、多摩湖線が先に建設されたという歴史的経緯を見ることができる。なお、萩山〜小川間の拝島線は短区間だが高架化されている。
駅名標
・駅の沿革
1928/04/06:国分寺からの終点駅として開業(現在の多摩湖線)|1928/11/02:小平へ延伸|1930/01/23:現在の多摩湖方面へ延伸|1958/09/16:現在地に移転、小平〜多摩湖方面を直通できる構造に|1962/09/01:拝島線開業
・ページのデータ
取材:2022/01/01
公開:2023/06/25
更新:公開後未更新