日本駅巡り紀行

小川駅

[ 小川駅 おがわえき SS31 SK04 ] 東京都小平市
橋上駅舎
構造:地上ホーム・島式2面4線
東大和市駅(拝島方面)←西武拝島線萩山駅(小平方面)

小川駅は西武国分寺線・西武拝島線の駅で、西武鉄道の駅の中では国分寺・東村山と並んで最も古い駅の一つ。拝島線と国分寺線が方向別にホームを共有しており、当駅で相互に乗り換えられるようになっている。

かつては貨物輸送を実施していた駅で、拝島線の当駅〜萩山間はブリジストンへの貨物用側線が元となっている。

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 東口、東口駅前
橋上駅舎で東西に出入口がある。東口には小さな駅前広場がある。

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 西口、西口駅前
西口側では市街地再開発事業が予定されている。

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 自由通路
時間帯にもよると思われるが駅舎内は薄暗い。ドーム型に組まれた鉄骨がまるで格納庫のような雰囲気。

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 改札

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 ホーム 1枚目:小平・東村山方 2枚目:拝島・国分寺方
島式ホーム2面4線で、内側2線が国分寺線、外側2線が拝島線の線路。2路線は直通していないが、方面によっては対面で乗り換えることができる。

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 ホーム拝島・国分寺方
国分寺線は最大6両編成、拝島線は最大10両編成のため、内側と外側でホーム有効長が異なる。

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 貨物側線跡
当駅ではかつて専用線などを通して貨物輸送が行われており、東京都内では西武鉄道の最後の貨物取扱駅だった。1番線の北西に貨物用側線2線と頭端式の貨物ホームの跡が残っている(本線とは分断されている)。

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 留置線
4番線の外側には留置線があり、列車の留置や折返しに使用される。この線路も貨物用設備の名残である可能性がある。

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 0キロポスト
拝島線の歴史的経緯から、当駅には拝島線の0キロポストが2つ(玉川上水へのキロポスト、萩山へのキロポスト)がある。これは4番線側にある萩山への0キロポスト。

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 小平・東村山方
拝島線と国分寺線は平面交差する。拝島線の当駅〜萩山駅間は駅間のみ高架化されている。

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 拝島・国分寺方
同じく平面交差している。拝島線が浄水線だった頃の名残か、1番線では拝島線拝島方面が折り返せるような線路配置となっている。

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 駅名標
小川は歴史ある地名で、「小平」という市名の由来となったと言われている。

東大和市駅(拝島方面)←西武拝島線萩山駅(小平方面)

・駅の沿革
1894/12/21:開業(現在の国分寺線)|1950/05/15:現在の拝島線玉川上水方面が開業|1962/09/01:拝島線萩山方面が開業

・ページのデータ
取材:2023/01/02
公開:2024/01/21
更新:公開後未更新

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