堀ノ内駅は京急本線・久里浜線の分岐駅で、久里浜線の起点駅。ただし、運行系統としては久里浜方面への本線と浦賀方面への支線の分岐駅のような扱いとなっている。
島式ホーム2面4線の地上駅で、久里浜線と本線が対面乗り換えをできるような線路配置となっている。かつては小さな木造駅舎だったが、事務所機能を持つ駅舎に建て替えられた。
駅舎
3階建ての大きな建物だが、駅施設として使われているのは1階の一部のみ。
駅前
小さな駅前広場がある。駅周辺は住宅地だが、駅前には商店が少し多い。
旧駅舎(2010年撮影)
2015年頃までの駅舎は小さな木造駅舎だった。
改札
地下通路
改札の奥には各ホームにつながる築堤地下の通路がある。通路は駅舎建替前と同じものを使用している。
ホーム 1枚目:品川方・2枚目:浦賀方
島式ホーム2面4線で、各ホームの山側を久里浜線列車、海側を浦賀方面列車が使用している。日中はすべての快特(久里浜方面)と普通(浦賀方面)が当駅で緩急接続する。
品川方
当駅で折り返せる渡り線が設置され、早朝深夜などの当駅発着列車に使用される。
浦賀・三崎口方
もともと2・3番線だけの2面2線の駅だった駅を、久里浜線開業時に久里浜線折返し用の4番線を、久里浜線延伸時に久里浜線・本線の対面乗り換え用に1番線を増設してきた。そのため、浦賀方面からの上り列車以外は当駅前後で分岐器を通過せざるを得ない線路配置となっている。
駅名標
・駅のデータ
沿革 1930/04/01:横須賀堀内駅として開業(現在地よりも品川方)|1942/12/01:久里浜線開業、現在地移転|1961/09/01:堀ノ内に改称
駅のある地点:本線品川起点52.3km
・ページのデータ
取材:2021/10/03
公開:2021/12/25
更新:公開後未更新