西武園ゆうえんち駅は西武山口線唯一の中間駅で、西武園ゆうえんちエントランスの最寄り駅。当駅開業当初の西武園ゆうえんちの中央口は現在の多摩湖駅に隣接しており、現在のメインエントランスは西口だったため「遊園地西」駅を名乗っていたが、西武園ゆうえんちのリニューアルで西口がメインエントランスになったことに伴って駅名を改称した。
おとぎ電車の山口線時代には当駅付近に起点の遊園地前駅があった。
駅舎
屋根の大きな駅舎が設けられている。
駅前
駅前は西武園ゆうえんちの敷地で、広場の先にメインエントランスがある。
駅前
リニューアル後の西武園ゆうえんちは昭和レトロをテーマにしているため、駅前には長崎電気軌道1051が静態保存されている。
駅出入口
駅舎は正面から見ると大きいが、高さ・幅に対して奥行きはかなり小さい。
自動販売機
昭和のタバコ自販機風。
改札
ホーム 1枚目:多摩湖方 2枚目:西武球場前方
単式ホームで、固定のホーム先が設置されている。立地の関係なのか、上屋の形状が一般的な駅のホームとは異なる。
多摩湖方
多摩湖駅までの駅間は短いが、間にトンネルがある。
西武球場前方
改札はホーム端にある。当駅は電車のドア〜遊園地入口の間に段差がないため、遊園地西駅の時代から西武園ゆうえんちへのバリアフリールートとして足の不自由な方などに推奨されていた。
駅名標
西武園ゆうえんち駅〜西武球場前駅間はゴルフ場と多摩湖に挟まれた無人地帯のため駅がないが、列車交換のための信号場が設置されている。通常ダイヤでは使用されないが、多客時に運転間隔が10分になるときのみ列車交換を行う。
車内から
1線スルーのシンプルな線路配置の信号場で、敷地は多摩湖の外周道路と西武園ゴルフ場に挟まれている。通常は上下線ともに直線側の線路を使用し、交換時のみ左側通行する。
・駅の沿革
1985/04/25:遊園地西駅として開業|2021/03/13:西武園ゆうえんちに改称
・ページのデータ
取材:2022/01/01
公開:2023/05/14
更新:公開後未更新