[ 赤坂見附駅 あかさかみつけえき G05 M13 ] 東京都港区
青山一丁目駅(G04)(渋谷方面)←東京メトロ銀座線→溜池山王駅(G06)(浅草方面)
四ツ谷駅(M12)(荻窪方面)←東京メトロ丸ノ内線→国会議事堂前駅(M14)(池袋方面)
赤坂見附駅は東京メトロ銀座線と丸ノ内線の乗換駅で、有楽町線・半蔵門線・南北線の永田町駅とも連絡しています。赤坂見附とは江戸時代にあった江戸城の城門のひとつで、実際、駅のすぐそばには外堀が水をたたえています。
この駅の線路配置は2層式島式2面4線で、丸ノ内線と銀座線のそれぞれ同一方面の列車が同一のホームから発着するため、とても便利です。このような構造になったのは、この駅がもともと渋谷方面の路線と新宿方面の路線の分岐駅として計画されていたためで、建設されなかった新宿方面の路線のためのスペースを現在は丸ノ内線が使用しています。
ホームは大幅な改良工事が行われ、2011年に完成しました。そのため壁や床などは大変きれいに整備されており、少し前まで漂っていた古臭い雰囲気は一掃されています。
この駅の出入口番号は永田町駅と通し番号になっているため10番から始まっています。また、駅の北側には「赤坂地下歩道」という地下道があり、その四つの出入口も実質的に駅の出入口として認識されています。
赤坂地下歩道「赤坂三丁目口(A)」 中:A出入口より東 右:A出入口より西
赤坂地下歩道の四つの出入口はほぼ南北に並んでいて、南から順にA〜Dの記号が与えられています。A出入口は赤坂見附交差点の南側にある出入口です。
赤坂地下歩道「元赤坂口(B)」
B出入口は赤坂見附交差点の西側にある出入口です。
赤坂地下歩道「赤坂公共駐車場口(C)」を地下から 右:同内部
C出入口は駐車場の出入口となっており、地上には出られるものの駐車場の外には出られません。
赤坂地下歩道「紀尾井町口(D)」 右:同出入口より外堀
D出入口は駅で最も北側にある出入口で、外堀通りの北側にあります。出入口からは外堀を眺めることができます。
10番出入口東側 中:同出入口より北側 右:同出入口より南側
10番出入口は「ベルビー赤坂」という施設の中にあります(ベルビー赤坂は事実上閉店した模様で、2013年までにビックカメラが店を構えるそうです)。駅の前を走る通りは外堀通りです。
10番出入口西側
ベルビー赤坂の西側からも出入りできます。
赤坂見附方面改札
A〜D、10番の各出入口からはいずれも同じ改札を利用することになります。この改札は1・2番ホームに直接つながっています。
改札外より永田町駅方面 右:改札内より永田町駅方面
こちらの改札の側からは、改札の内外で永田町駅に繋がっています。
11番出入口
11番出入口は駅の南側にある出入口で、外堀通りの東側にあります。
エレベーター出入口
11番出入口の向かいにはエレベーターのみの出入口があります。
山王下方面改札
11番出入口の側のコンコースは10番出入口側とはつながっておらず、こちらはホームの下にあります(乗客は一旦余計に下った後ホームまで登る)。
左:1番線 右:2番線 いずれも浅草・池袋方より
1・2番線は渋谷・新宿方面のホームで、3・4番線の上にあります。赤坂見附駅は徹底的にリニューアルされているため、ホームの天井の部分を除くとまるで新しい駅のようになっています。
1・2番線ホーム 渋谷・新宿方
駅の渋谷・新宿方では二つの路線が扇形に広がっています。丸ノ内線の方が編成が長い上に二つのホームが少しずれているため、丸ノ内線ホームの新宿方は銀座線のホームからは大きくはみ出しています。
左:3番線 右:4番線 いずれも浅草・池袋方より
3・4番線は浅草・池袋方面のホームで、1・2番線の下にあります。
3・4番線ホーム 渋谷・池袋方
3・4番線ホームの渋谷・池袋方からは永田町駅へとつながるコンコースが伸びています。
3・4番線ホーム 浅草・池袋方
1・2番線、3・4番線共に銀座線ホームの方が浅草方に伸びています。3・4番線ホームには11番出入口(山王下方面改札)へとつながる階段があります。
左2枚:銀座線駅名標 右2枚:丸ノ内線駅名標(丸ノ内線駅名標の左写真のみ、2012年7月17日撮影)
この駅のホーム柱に取り付けられている駅名標は、写真では分かりづらいですが他駅よりもかなり小さなものです。
・ページのデータ
取材:2012年3月19日
公開:2012年8月17日
更新:2022年12月3日(リンク追加・サイト構成を修正。本文は変更なし)