日本駅巡り紀行

取材:2010年3月26日
公開:2010年10月10日
更新:2011年3月11日、2012年12月3日

海神駅

 [海神駅 かいじんえき Kaijin station (KS21) ]

 海神駅は京成電鉄本線の駅で、海神山とも呼ばれる丘陵地帯に位置しています。この辺り一帯には昭和初期に京成電鉄が売り出した郊外の別荘地に由来する大きな邸宅が多いのですが、近頃は時がたつにつれ通常の大きさの一戸建てへと整理されつつあるようです。

 駅は踏み切りと踏み切りの間にやっと6両分が収まるといった感じで、木造のベンチなども残っていて割合古い私鉄駅の雰囲気を残しています。
昔は他社接続駅でした。(後述)

 現在はバリアフリー化に向けた工事が進んでおり、既に改札が移設されています。

駅舎
駅舎は下り2番線ホーム船橋寄りに設けられています。無理やり駅舎の後ろに作った下りホームの船橋方はかなり狭そうです。

駅舎内部
駅舎内はかなりの狭さで、改札も2台だけで互い違いの配置です。

駅前1 駅前2
駅前は商店街になっていて、まだ営業している店もそこそこあります。

ホーム 木製ベンチ
ホームは標準的な2面2線の相対式で、跨線橋で両ホーム間を連絡します。ベンチはいまどき大手私鉄の本線ではほとんどお目にかかれないような年代物が使われています。

駅名標1 駅名標2
新型の駅名標には隣の西船と同じく野ざらしの固定タイプがあり、この形式は割と珍しいです。

車椅子用出口
この駅の出入口は片方のホームにしかないため、跨線橋を渡れない人のための出入口が上りホーム側にあります。中にリフトのようなものがあるようです。

成田方
当駅から西船までの区間はかなり激しくアップダウンします。

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船橋方にはこんな小駅なのに保線基地があります。実は昔、この駅は別の路線との乗換駅で、この側線の用地はその路線に関係しているそうです。

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