日本駅巡り紀行

取材:2010年3月26日
公開:2010年10月10日
更新:2011年3月11日

京成西船駅

 [京成西船駅 にしふなえき Keisei-Nishifuna station (KS20) ]

 京成西船駅は京成本線の駅で、駅名の通りJRなどの西船橋駅と徒歩連絡可能な距離にあります。

 もともとは駅付近の地名である葛飾という駅名を名乗っていましたが、周辺の地名が葛飾から西船に変わったこと、柴又、金町方面への乗客に対して紛らわしいことなどが理由で1987年に現在の駅名に変更されました。葛飾というのは現在でも周辺の施設などに残っている由緒正しい地名なので、現在でもそのことを示す看板があります。

 ほとんどの乗り換え客は船橋駅で乗り換えますが、まれに東西線がダウンした時などに当駅での乗り換えが大量に発生するため、8両分のホーム有効長が確保されています。

 
西船橋駅から向かったときの駅の入口は目立たない道路で、小さな商店の並ぶ路地を通って駅舎に向かいます。


駅舎はバリアフリーに対応するため大きなスロープがついています。

  左:駅舎から東側 右:駅舎西側
駅前には駐輪場があり、駅から外へ出る道は先述した小道とその反対側にある同じく細い道、駅舎の脇にある地下道(駅の北側に通じている)の3つで、いずれも歩行者・自転車専用です。


改札です。駅舎は上りホームに直結しています。また、駅舎の東脇にはホームから駅前へと直接通じる階段(普段は閉鎖)もあります。

 
相対式2面2線のホームで、西船橋を通る路線のトラブルなどに備えて優等列車が停車できるよう、8両編成分のホーム有効長があります。
また、跨線橋にはエレベーターがついています。

 
駅名標です。新型タイプには珍しい自立式もあります。


上りホーム上には旧駅名の葛飾について述べた説明版があります。シールでリニューアルされる前の旧型駅名標には旧駅名も書かれていました。


当駅~東中山間の駅間距離は京成本線最短です。すでにホームの上野方からは東中山の場内信号が見えます。

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