日本駅巡り紀行

取材:2010年3月27日
公開:2010年10月10日
更新:2011年2月13日(大幅更新)

ks19〕東中山駅

 [東中山駅 ひがしなかやまえき Higashi-Nakayama station]

 東中山駅は、京成電鉄本線の駅で、中山競馬場の最寄り駅の1つです。

 開業当初はその名もずばり、中山競馬場前駅という名前の臨時駅で、1953年に現在の駅名で正式に開業してからは競馬場最寄り駅(当時は船橋法典駅がなかった)ということで全列車(ライナーなど除く)が停車する主要駅でした。現在でも普段の停車こそないものの、競馬場開催時などは一部特急が臨時停車を行っています。(快速は毎日停車)

 この駅は2面4線の退避可能駅で、日中は全ての普通が特急/シティライナーの通過待ち、または快速との緩急接続を行っています。また、折り返し設備もあるので、昔は一部列車が当駅折り返しでした。

北口 駅前
橋上駅舎で出入口は南北2つあります。北口は大きく、中山競馬場行き臨時バスの乗り場もあります。

南口 駅前
南口も似たようなデザインですが、駅前は閑静な住宅街が広がっています。ここだけを見れば、競馬場の最寄り駅だとは到底思えません。

改札改札は通常この3台が使われていて、普段は利用客も少ないので問題は起きません。

臨時改札 臨時切符売り場
しかし、競馬開催時は混雑する恐れがあるので、左写真の臨時改札が開設されます。
また、臨時改札が開いている日でしたが、臨時切符売り場は開いていませんでした。近頃のICカードの普及も手伝い、ここが使われる機会は少ないようです。

特急臨時停車の案内
また、競馬開催時は特急が停車します。

ホーム近くの道路から見た駅
2面4線で、奥に見える普通は優等列車の待ち合わせをしています。
スカイアクセス開業前、日中4本に1本の普通はスカイライナーとそれに京成津田沼で抜かれた快速の2本に同時に追い越されたので、かなりの時間停車していました。

津田沼方駅舎から見た京成津田沼より
有効長4両の引き上げ線が津田沼方の本線北側にありますが、この線からは下り線にしか出入りできません。(つまり、下りホームに到着し上りホームから出発したり、その逆ができない)もう少し配線を考えておけばよかったのにと思います。

駅名標1 駅名標2
旧型の駅名標は上下線で場所が違います。

京成中山

京成本線 

京成西船

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