取材:2011年2月13日
公開:2012年2月5日
更新:公開後未更新
[ 天空橋駅 てんくうばしえき KK15 ] 東京都大田区
羽田空港国際線ターミナル駅(羽田空港方面) ←京急空港線→ 穴守稲荷駅(京急蒲田方面)
東京モノレール乗り換え→天空橋駅(東京モノレール)
京急の初代羽田空港駅は空港島の手前、現在の天空橋駅と穴守稲荷駅の間にありました。しかし、その駅は空港連絡駅としてはほとんど機能しておらず、羽田空港のターミナル移転を機に、穴守稲荷〜羽田空港(初代)間を廃止したうえで空港線は1993年に地下線として空港島の内側まで延伸され、終点の羽田駅で東京モノレールに連絡するようになりました。
しかし、その後京急電鉄も羽田駅から延伸して空港ターミナルまで乗り入れることとなり、2代目羽田空港駅(現在の羽田空港国内線ターミナル駅)の開業時に羽田駅はただの中間駅となり、空港ターミナルの最寄り駅を明確にするため駅名も駅前にある人道橋の名前をとって、天空橋駅となりました。
相対式2面2線の地下駅で、駅舎はホームの上の地下1階にあります。東京モノレールとの乗換駅であるとともに、穴守稲荷周辺の一部の住宅地からの最寄り駅でもあります。
左:A1出口 右:A1出口よりモノレール天空橋駅(写真右がモノレールの駅舎)
A1出口は東京モノレール天空橋駅に近い出入口で、空港島の中にあるため駅前には何もありません。
A2出口
A2出口はA1出口よりも対岸(穴守稲荷)に近いところにある出入口で、利用客の大半はこの出入口を利用すると思われます。
天空橋(空港島側より)
駅名の由来になった天空橋(ただし、読み仮名は"てんくうはし")です。対岸の住宅地に通じていて、さらに、橋を渡った先には京急の初代羽田空港駅の跡地があります。
A2出口より
A2出口から改札までは、少し距離があります。
改札
係員はモノレール乗換改札にいるため、この改札は無人です。
モノレール連絡改札
モノレールと京急の間には連絡改札があります。
左:京急蒲田方 右:京急蒲田方より
相対式2面2線の線路配置で、壁などは濃い青に塗られています。
ホームのつくりなど、全体的に重厚感があり、昔終点駅であったことがわかります。
羽田空港方
この駅が終点だった当時、駅の羽田空港方は引き上げ線になっていたそうで、その名残からかその付近には上下線の間の柱がありません。
羽田空港方面ホーム
羽田空港方面ホームからモノレールへの乗り換え用に朝ラッシュ時のみ専用の連絡通路があります。
駅名標
この駅の駅名標は新デザインのものに変更されていました。国際線ターミナル駅開業の際、隣駅の表示を変えるついでに変わったものと思われます。
羽田空港国際線ターミナル駅(羽田空港方面) ←京急空港線→ 穴守稲荷駅(京急蒲田方面)
東京モノレール乗り換え→天空橋駅(東京モノレール)