[ 土橋停留場 どばしていりゅうじょう M13 ] 広島県広島市中区
構造:地上ホーム・相対式2面2線
小網町停留場(広電西広島方面)←広島電鉄本線→十日市町停留場(広島駅方面)
舟入町(江波方面)←広島電鉄江波線
土橋停留場は広島電鉄本線・江波線の停留場で、2・3・6・8(・9)号線が停車する。現在は横川線〜本線〜江波線の直進ルートから本線西広島方面が分岐するような線形だが、江波線開業後の一時期のみ本線から江波線が分岐していた。
停留場全景
分岐点ながら大きな交差点内ではないため、隣の十日市町のような特殊なホーム配置にはなっていない。
停留場周辺
寺町通り沿いにマンションや雑居ビルが多く見られる。
ホーム 1枚目:広島駅方 2枚目:広電西広島・江波方
相対式2面2線で、2つのホームは互い違いにならずに向かい合っている。停留場を出てすぐに本線と江波線の分岐器が設置されている。
広島駅方
寺町通りを進む。
停止位置とトロコン
本線と江波線の分岐器は架線に取り付けられた「トロリーコンタクター」(トロコン)という装置をパンタグラフが叩くことで制御している。トロコンは複数設置されており、「江」の停止位置に止まると1つ目のトロコンを叩いて2つ目のトロコンを叩くまでに時間がかかるので分岐器と信号は直進に、「本」の停止位置で止まると2つのトロコンを連続で叩くため分岐器は分岐に切り替わる。(1つ目と2つ目を叩く間隔が12秒未満か以上かで開通方向が変わる)
広島電鉄では、列車に取り付けられたIDカードで制御している紙屋町・十日市・皆実町六丁目と、信号扱い所などによって操作している西広島駅・終点停留場以外では、トロコンで分岐器を操作している。
西広島方
本線が急カーブで分岐していく。
駅名標
1つの駅名標に3種類の路線記号が登場するのは本停留場だけ。
・停留場の沿革
1911/12/08:土橋筋停留場として開業、後に土橋に改称|1943/12/26:江波線乗り入れ
・ページのデータ
取材:2023/07/15
公開:2024/09/29
更新:公開後未更新