公開:2023/01/21(京成電鉄のページから独立。文章は2010年11月13日公開時のまま)
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[ 京成千葉線 ] 京成千葉線は京成電鉄が保有する鉄道路線のひとつで、京成津田沼駅から千葉中央駅までを結んでいます。 この路線は成田への鉄道建設をもくろんでいた京成電気軌道(現:京成電鉄)が開業させたのが始まりです。京成電気軌道は当初、津田沼から先は成田方面への本線より先に千葉線を開業させ、その後本線を建設しました。当初の千葉線の利用率は好調で、総武線が電化されるまで京成は東京~千葉間の都市間輸送において大きなシェアを占めていました。 その後、国鉄千葉駅付近の路線変更に伴い新千葉から先のルートを大幅に変更、現在より中心部の近くにあった旧京成千葉駅を追われて現在に至ります。また、千葉線の延長路線的な形で1992〜1995年に千葉急行電鉄が千葉中央駅から大森台まで(1995年ちはら台へ延長)の路線を開業させました。(その後千葉急行電鉄は解散、京成が千原線として引継ぎ) 種別は普通列車のみですが、朝夕ラッシュ時の一部列車は京成本線上野方面に、昼間のうちの半数の列車は新京成電鉄新京成線との乗り入れを行っていて、新京成直通電車には新京成電鉄の車両のみが使われます(新京成による片乗り入れ)。また、ダイヤ上は土休日夕方に途中京成稲毛、京成千葉のみに停車する特急を走らせられるようになっていて、営業列車としての運転実績はないですが試運転列車として運転されたこともあるそうです。 都会の通勤路線ではありますが、現在でも軌道時代の名残か駅そのものが町の中心というわけでなく町の中心に路線が食い込んでいる感じで、平行して総武線とは少し違う雰囲気です。また現在ではあまり面影を感じる事はありませんが、かつて沿線の一部は別荘地として賑わいを見せていたそうです。 |
駅紹介
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