日本駅巡り紀行

取材:2010年5月30日
公開:2011年3月19日
更新:公開後未更新

西船橋駅

 [西船橋駅 にしふなばしえき Nishi-Funabashi station] 千葉県船橋市

 西船橋駅はJR東日本と東京地下鉄(以下東京メトロ)、東葉高速鉄道の駅で、JR総武線、JR京葉線、JR武蔵野線、東京メトロ東西線、東葉高速線が乗り入れる千葉県内有数のジャンクション駅です。

 1958年の開設当初はなんてことのない中間駅で、現在でも総武快速にはホームがありませんが、その後1969年の東西線乗り入れ、1978年の武蔵野線乗り入れ、1986年の京葉線乗り入れなどとともに乗換駅としての重要性を増し、現在ではJR東日本で千葉県内第2位の利用客を誇る駅(1位は隣の船橋駅)になっています。

 地上に総武線、東西線、東葉高速線のホームがあり、その上に駅舎、さらにその上に総武線と直交するように高架の武蔵野線、京葉線のホームがある3層構造になっています。駅舎は改札外コンコースをJRと東京メトロ、東葉高速で共用していて、JRの改札内などにはDila西船橋という駅ナカ施設があります。

 [JR西船橋駅 にしふなばしえき JR Nishi-Funabashi station]

 JRは総武線(各駅停車)、京葉線、武蔵野線が利用可能で、また駅構内にはDila西船橋という駅ナカ施設もあり、駅構内はいつも乗り換え客でにぎわっています。また、東京メトロ東西線や東葉高速線との間の乗り換え客も多く、もっとも利用客の多い通路には大量の乗り換え改札機が設置されています。

 総武線のホームは島式ホーム2面3線1〜4番線で、中線は両面ホームになっていて折り返しが可能です。また、東西線直通列車は東京メトロの5〜8番線からも発着します。そして、武蔵野線、京葉線のホームは橋上駅舎の上を超える高い高架橋の上にあり、島式ホーム2面4線のホーム9〜12番線のうちすべての番線から武蔵野線方面に、9、10番線から京葉線方面に折り返しが可能です。

 
西船橋駅の出入口は2つあり、メインの北口は21世紀に入ってからリニューアルされたためスタイリッシュなデザインです。駅前はロータリーがあり、千葉街道までの通りは繁華街になっています。


南口は小ぢんまりとした出入口で、駅前にロータリーなどはありません。こちらも最近改良されています。


JRの改札口は東京メトロの改札口よりも北側にあります。


駅構内には3階まである区画が一部あり、その部分はDila西船橋として整備されています。


もともとこの駅はJRと東京メトロのコンコースの間に改札はなかったため、総武線と東西線をつなぐ連絡通路が3か所もあり、それぞれに連絡改札があります(JR東日本:駅構内図 ←リンク切れ注意)。その中でも中央にある改札はこのようにかなりの規模です。


総武線のホームは1〜4番線の2面3線で、中線が両面ホームになっているため2番線と3番線は同じ線路を使っています。中線には平日朝の当駅折り返しの列車が発着します。


快速線にはホームがありません。しかし、この写真でもわかる通り1面2線のホームを作れるスペースがあります。昔成田新幹線がこの駅を通る計画があり、将来新幹線駅になった場合に備えてのものだったとも言われています。


総武線ホームの駅名標です。


武蔵野線、京葉線は2面4線のホームを使っています。基本的には外側の線路に南船橋方面発着、内側の線路には東京駅発着の列車が停車します。また、京葉線、武蔵野線ともに当駅折り返し列車が設定されています。


南側では、ここから1kmほどの間、南船橋方面と東京方面の線路が並ぶため複々線区間のような雰囲気です。


京葉線、武蔵野線の駅名標です。

下総中山駅

総武線 

船橋駅

武蔵野線直通

京葉線直通

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