藤枝駅はJR東海道線の駅で、藤枝市の中心駅である。当初東海道線は藤枝宿を通過してそこに駅を設ける計画だったが、経路の短縮などのために藤枝宿から数km南の現在地を通ることとなり、藤枝駅も市街地から離れた場所に設置されてしまった。
島式・単式2面3線の線路配置を持つ駅で、旅客列車は主に島式ホームの1面2線を使用する。駅舎は橋上駅舎化されている。
北口
藤枝駅は橋上駅舎で、北口が市街地に近い表玄関となっている。
北口駅前
北口の駅前にはバス・タクシー用と自家用車用の二つのロータリーがある。駅前も商業地区として発展しているが、本来の市街地はここから数km北側にある。
南口
南口は北口に比べて出入口が小ぶりである。
南口駅前
南口は探訪当時再開発が進んでいた。右写真の工事現場には、現在では地上15階建ての再開発複合ビルが建っているという。
駅舎内
駅舎内部の空間はJR東海の新しい橋上駅舎としては標準的なデザインである。
改札
改札内の空間は自然採光が多用されている。
ホーム 左:熱海方面を望む 右:豊橋方面を望む
島式・単式混合2面3線の線路配置だが、もともと駅舎に面していた1番線が副本線になっていて島式ホームの2・3番線が主に使用される。
1番線への出入口
1番線には後述するランプ小屋などもあるが、ホームライナーの退避以外に使用されないためほとんどの時間帯は立ち入り禁止になっている。
ランプ小屋
藤枝駅1番線には明治期のランプ小屋が現存している。煉瓦の積み方はフランドル積みで、全国的にもフランドル積みのランプ小屋は珍しいという。
駅名標
・駅のデータ
沿革 1889(M22)年4月16日:開業
駅のある地点:東海道線東京起点200.3km
・ページのデータ
取材:2015年3月3日
公開:2016年2月24日
更新:公開後未更新
・このページの場所
日本駅巡り紀行(サイトトップ)→駅・車両のページ(コーナー目次)→東海道線(熱海〜豊橋間)→藤枝駅