日本駅巡り紀行

Schwebebahnstation Kluse|クルーゼ駅

[ Schwebebahnstation Kluse クルーゼ駅 ] Elberfeld, Wuppertal
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
Hauptbahnhof(Vohwinkel方面)←Wuppertaler SchwebebahnLandgericht(Oberbarmen方面)
ヴッパータール中央駅(フォーヴィンケル方面)←ヴッパータール空中鉄道ラントゲリヒト駅(オーバーバーメン方面)

クルーゼ駅はヴッパータール(エルバーフェルトゥ)の中心市街地に隣接する文化地区に位置しており、駅前には映画館と劇場がある。1901年の開業時には東側の終点だった駅だが、第二次大戦で被災した後はアレキサンダーブリュッケ駅(現・オウリグスミュール)と同じく市電に代替されて再開されなかった。しかし、市電が1987年に廃止されたため1999年に再建され、現在では空中鉄道で最も新しい駅となっている。

ガラスのドームのような外観が特徴的。


 北側出入口
この駅では、ホームや通路などを支柱・軌道などの構造ごとガラス屋根で覆っている。外から見ると(球形ではないが)ガラス製のドームのよう。

 
 駅周辺(北側)
ヴッパー川と幹線道路が斜めに交差する場所に駅があり、北側の交差部に出来た三角形の広場に面している。駅の北東には映画館・劇場がある(2枚目写真右の建物が映画館)


 南側出入口
駅舎は線路を軸として南北に対称な形をしている。ガラス屋根の縁にはアクセントの赤色が使用されている。

 
 駅周辺(南側)
駅南側には渓谷の斜面がすぐ近くまで迫っており、斜面の上へ向かうエレベーターもある。


 駅周辺(東=上流側)
駅の東側は渓谷が狭まっている場所で、斜面地に住宅が広がる。


 駅周辺(西=下流側)
駅西側で幹線道路をまたぐ場所では、スパンを稼ぐためトラス橋でトラス橋を吊るすという面白い構造をしている。


 駅構内
大きな屋根で駅全体が覆われているため、内側は階段やホームに屋根がなく開放的。

 
 ホーム 1枚目:フォーヴィンケル方 2枚目:オーバーバーメン方
相対式2面2線のホームで、ガラスに覆われているため明るい。


 駅名標

Hauptbahnhof(Vohwinkel方面)←Wuppertaler SchwebebahnLandgericht(Oberbarmen方面)
ヴッパータール中央駅(フォーヴィンケル方面)←ヴッパータール空中鉄道ラントゲリヒト駅(オーバーバーメン方面)

・駅のデータ
沿革 1901/03/01:終点として開業/1903/06/27:中間駅に/第二次大戦:被災・復旧されず/1999/03/26:再開業
駅のある地点:Vohwinkelから7.5km

・ページのデータ
取材:2020/02/24
公開:2020/04/05
更新:公開後未更新

・このページの場所
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