日本駅巡り紀行

Schwebebahnstation Hauptbahnhof|ヴッパータール中央駅(空中鉄道)

[ Schwebebahnstation Hauptbahnhof ヴッパータール中央駅 ] Elberfeld, Wuppertal
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
Ohligsmühle(Vohwinkel方面)←Wuppertaler SchwebebahnKluse(Oberbarmen方面)
オウリグスミュール駅(フォーヴィンケル方面)←ヴッパータール空中鉄道クルーゼ駅(オーバーバーメン方面)
乗り換え:Wuppertal Hauptbahnhof(DB)|ヴッパータール中央駅(DB)

ヴッパータール空中鉄道の中央駅(Hauptbahnhof)は、DBのヴッパータール中央駅(Wuppertal Hbf)に近接する駅で、空中鉄道の中心的な駅である。開業時は周辺の街区名をとってデッパースベルク(Döppersberg)という駅名を名乗っていたが、1992年にDBの駅が現在の駅名に改称したことから空中鉄道の駅名も改称した。旧駅名やDB駅との一体感を重視した「Wuppertal Hbf (Döppersberg)」という表記も見られる。直訳では「中央駅」だが、本サイトでは便宜的に「ヴッパータール中央駅」の訳を当てた。

駅舎は1926年に建てられた建物で、他の駅とは大きくデザインが異なる。駅前はDBの駅から中心市街地を貫く歩行者専用道路で、バスターミナルともつながっている。北側の中心街や南側のDB駅の利用者で賑わっている他、DB駅とヴッパー川の間のデッパースベルク地区では現在再開発が進行している。


 駅舎
空中鉄道の構造を隠さない多くの他の駅とは異なり、空中鉄道の構造を完全に覆うような重厚感のある駅舎となっている。軌道さえなければ街中の普通の建物のような周辺に溶け込んだ外観。


 駅出入口
建物に向かって左右両側の小さな玄関は各ホームに直接通じる階段の出入口となっている。中央の大きな玄関は建物内にある各ホームもう1つずつの階段とエレベーターに通じており、どちらからでもホームに出入りできる。


 駅名看板
駅舎に掲げられた看板の表記は正式名称の「Hauptbahnhof」ではなく「Wuppertal Hbf(Döppersberg)」(ヴッパータール中央駅(デッパースベルク))となっている。

 
 駅周辺
駅舎を背にして左がヴッパータール(エルバーフェルト)の中心市街地、右がDBのヴッパータール中央駅。駅前の通りは歩行者専用道路で、沿道には商店が多く人で賑わっている。


 駅周辺
駅の南東側、空中鉄道(ヴッパー川)とDBの線路の間の空間では再開発事業(Umbaus Döppersberg)が行われていた。駅やDB駅前の街区は完成しており、新しい駅舎・バスターミナル・複合商業ビル等が整備されていた。


 駅周辺
空中鉄道を落ち着いて眺められる空間。


 駅舎内
駅舎の地上階にはATMコーナーが入居しているが、全体としては薄暗い雰囲気。駅舎の反対側の妻にも出入り口があったようだが、塞がれていた。

 
 ホーム 1枚目:フォーヴィンケル方 2枚目:オーバーバーメン方
相対式2面2線で、ホームの幅は広く先述の通り階段も2箇所設けられている。屋根・壁の開口部やガラスが少なく、他の駅に比べて閉じた構造をしている。

駅名標
 駅名標

Ohligsmühle(Vohwinkel方面)←Wuppertaler SchwebebahnKluse(Oberbarmen方面)
オウリグスミュール駅(フォーヴィンケル方面)←ヴッパータール空中鉄道クルーゼ駅(オーバーバーメン方面)
乗り換え:Wuppertal Hauptbahnhof(DB)|ヴッパータール中央駅(DB)

・駅のデータ
沿革 1901/03/01:開業
駅のある地点:Vohwinkelから7.0km

・ページのデータ
取材:2020/02/24
公開:2020/04/05
更新:公開後未更新

・このページの場所
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