日本駅巡り紀行

Schwebebahnstation Ohligsmühle|オウリグスミュール駅

[ Schwebebahnstation Ohligsmühle オウリグスミュール駅 ] Elberfeld, Wuppertal
高架下駅舎
構造:高架ホーム・相対式2面2線
Robert-Daum-Platz(Vohwinkel方面)←Wuppertaler SchwebebahnHauptbahnhof(Oberbarmen方面)
ロバート・ダオム・プラッツ駅(フォーヴィンケル方面)←ヴッパータール空中鉄道ヴッパータール中央駅(オーバーバーメン方面)

オウリグスミュール駅はヴッパータール空中鉄道の駅で、中心街の近傍に位置する。前身のアレキサンダーシュトラッセ駅は第二次大戦の爆撃で破壊され、クルーゼ駅と同じく市電に代替されて廃止されたという歴史があるが、市電の廃止に伴い1982年に現在の駅名で再開業した。

1982年に再建されたため駅舎は新しく、SFに出てきそうな見た目をしている。

 
 駅外観
直線を強調するガラス張りの多面体に曲線を多用したパイプを突き刺したような外観で、ヴッパータール空中鉄道の中でも異彩を放っている。


 北側出入口
出入り口はパイプを複雑に組み合わせたようなデザインで、ポストモダン的。

 
 駅周辺(北側)
周辺はオフィスと商店が中心で、ヨーロッパ的な古い建物ではなく普通のコンクリートのビルが多い。


 駅周辺(北側)
日系企業・帝人のオフィスも駅前にある。


 南側出入口

 
 駅周辺(南側)
南側は近年になって再開発された地域。(白い建物の敷地は、2008年のストリートビューでは更地になっている)

 
 駅舎内
駅舎内も外観と同じ世界観でデザインされている。中二階の踊り場までを上下ホームが共有する階段レイアウトはヴッパータール空中鉄道の他の駅では見られない。

 
 ホーム 1枚目:フォーヴィンケル方面 2枚目:オーバーバーメン方面
ホームは相対式2面2線で、ガラス張りの屋根と壁は両者が一体化した珍しい造形。古い駅と比べて天井が低い。

駅名標
 駅名標

Robert-Daum-Platz(Vohwinkel方面)←Wuppertaler SchwebebahnHauptbahnhof(Oberbarmen方面)
ロバート・ダオム・プラッツ駅(フォーヴィンケル方面)←ヴッパータール空中鉄道ヴッパータール中央駅(オーバーバーメン方面)

・駅のデータ
沿革 1901/03/01:Alexanderstraßeとして開業/第二次世界大戦:被災、戦後復旧されず/1982/09/04:Ohligsmüleとして復活(位置がアレクサンダー橋の東から西にわずかに移動)
駅のある地点:Vohwinkelから6.5km

・ページのデータ
取材:2020/02/24
公開:2020/04/05
更新:公開後未更新

・このページの場所
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