日本駅巡り紀行

ガーラ湯沢駅

[ ガーラ湯沢駅 がーらゆざわえき  ] 新潟県南魚沼郡湯沢町
橋上駅舎
構造:地上ホーム・島式1面2線
上越新幹線(上越線支線)越後湯沢駅(東京方面)

ガーラ湯沢駅は上越新幹線の支線の終点駅で、JR東日本グループが運営する同名のスキー場の最寄駅である。越後湯沢〜ガーラ湯沢間の線路はもともと上越新幹線の保線基地への側線で、保線基地の裏山をスキー場として開発するのと一体で旅客化された区間である。スキー場へのアクセスのために設置された駅であることから、原則として冬季のみ営業する臨時駅である。

島式ホーム1面2線の地上駅で、駅舎はガーラ湯沢スキー場の玄関口(スキーセンター カワーバンカ)となっている。当駅への路線は歴史的にも施設的にも上越新幹線の支線だが、戸籍上は在来線である上越線の支線とされており、越後湯沢との間だけであれば運賃+100円(特定特急券)で乗車することができる。

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 駅舎
駅舎はガーラ湯沢スキー場のセンターハウスと一体化している。ガーラ(gala)は祝祭・祭りを表す英単語で、festivalに近い意味である。

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 駅前
駅は国道や上越線よりも一段高いところにあり、駅前は駐車場となっている。越後湯沢駅からのシャトルバスも発着する。

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 駅前
谷の中を上越線や国道が通り、山の麓にガーラ湯沢駅がある。上越新幹線の本線は左の山の中をトンネルで貫いている。

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 駅舎内
スキー場の営業期間の構内はスキーヤー・スノーボーダーで賑わっている。スキー場は駅からゴンドラを上った先にある。

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 改札
橋上駅舎で、改札はホームの上に設けられている。自動改札だが、列車出発15分前までホームに入場できない列車別改札を実施している。

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 改札前
改札を出てすぐのところがリフト券や備品貸出などを扱う受付で、駅とスキー場がシームレスにつながっている。。

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 切符売り場
在来線の運賃表と新幹線の運賃表が並んで掲出されており、在来線の駅でもあることを感じられる数少ないポイントとなっている。

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 ホーム 1枚目:東京方 2枚目:終端方
島式ホーム1面2線で、終端方の半分ほどはホームが駅舎に覆われている。

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 保線基地
ホームと並行して保線用側線が設けられており、保線用のバッテリーカーなどが留置されている。歴史的には保線基地のほうが駅よりも早くから存在している。

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 東京方
当駅〜越後湯沢間は単線並列区間とされており、回送列車などが逆走することもある。この区間は当駅の営業期間中以外でも越後湯沢折返しの列車などが回送列車として走行する。

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 東京方から見たホーム

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 終端方
ホームのすぐ先が車止めとなっている。

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 駅名標

・駅の沿革
1990/12/20:開業

・ページのデータ
取材:2022/10/24
公開:2023/11/12
更新:公開後未更新

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