日本駅巡り紀行
楚原駅
楚原駅は三岐鉄道北勢線の駅で、いなべ市の代表駅とされている（いなべ市役所の最寄りは阿下喜駅）。行き違い・折り返し可能駅で、1日を通して折り返し列車が設定されている。
有人駅で、北勢線では数少ない近鉄時代からの駅舎を残す駅となっている。相対式2面2線の線路配置で、折り返し列車は駅舎と反対側の下りホームを使用する。
駅舎
平屋建ての駅舎は近鉄時代から建て替えられていない。
駅舎正面
中央部の三角屋根が特徴的で、その部分にある通路を境に左側は事務室、右側は待合室になっている。
駅前
駅舎の脇にコミュニティバスの発着する小さな広場がある。駅周辺は古い集落で、大きな道路は駅に通じていない。
改札
有人駅だが、早朝夜間と昼間の一部時間帯は無人となる。
待合室
エアコン付きの待合室が改札外にある。
出入口跡
駅舎と反対側の下りホームにも出入口があるが、鎖で塞がれている。遅くとも北勢線全線で自動改札が導入された頃には閉鎖されたと思われる。
ホーム 1枚目：西桑名方 2枚目：阿下喜方
相対式ホーム2面2線の線路配置で、駅舎側が上りホーム、反対側が下りホームとなっている。ただし、当駅の分岐器はスプリングポイントを使用しているため、折り返し上り列車は下りホームに発着する。
構内踏切
両ホームを行き来するため、西桑名方に構内踏切がある。
駅名標
鉄道むすめ
当駅から名前を取られているキャラクターの看板と駅名標が設置されている。
・駅の沿革
1914/04/05：開業
・ページのデータ
取材：2021/11/27
公開：
更新：公開後未更新