沼部駅は東急多摩川線の駅です。1922年に「丸子」駅として開業したときは目蒲電鉄の終点駅で、その後「武蔵丸子」を経て現駅名になりました。 開業時の駅所在地は調布村大字下沼部でしたが、古来の周辺地名丸子荘から当初の駅名は命名されました。
相対式2面2線の線路配置で、各ホームは駅構内で繋がっておらず独立に駅舎があります。
上り線側 左:駅舎 右:駅舎から道路を望む
多摩川方面ホーム側の駅舎は新しい建物で、道路からは幾分離れています。
上り線側改札
多摩川方面ホーム側の改札は窓口がなく、無人です。
下り線側 左:駅舎 右:改札
蒲田方面ホーム側の駅舎は木造で、改札も有人です。改札の奥にあるスペースなどから考えると、かつてこの駅には構内踏切があったのかもしれません。
駅前
駅前に商店はありますが、商店街というほどではないような印象です。
ホーム 左:多摩川方 右:蒲田方
相対式2面2線のホームで、後述のように両ホームで駅舎だけでなく屋根などのつくりが全く違います。
ホーム上屋 左:上り線側 右:下り線側
多摩川方面ホーム側は上屋の柱は古レール造、蒲田方面ホーム側は木造で、駅舎同様に建造された年代が違うようです(上り線側の駅舎は上屋より更に新しいか
もしれませんが)。
蒲田方ホーム終端部
蒲田方のホームは閉鎖されていて、舗装も違います。交差しているのは東海道新幹線と品鶴線(東海道貨物支線)です。
駅名標
多摩川
駅から少し行くと多摩川河川敷に出られます。写っている鉄橋は新幹線と品鶴線のもので、振りかえると東横線の鉄橋もあります。
・ページのデータ
取材:2014年3月14日
公開:2014年5月4日
更新:公開後未更新