[ 西武新宿駅 せいぶしんじゅく えき SS1 ] 東京都新宿区
高架下駅舎
構造:高架ホーム・櫛形2面3線
高田馬場駅(本川越方面)←西武新宿線
東京メトロ丸ノ内線乗り換え→新宿駅(東京メトロ)
西武新宿駅は西武新宿線の起点駅。JRなどが乗り入れる新宿駅から見て北に数百m離れた位置にあり、東京の代表的な歓楽街である歌舞伎町に隣接している。そのため、乗換案内は丸ノ内線新宿駅と大江戸線新宿西口駅との間のみ行われる。
高田馬場を起点としていた西武村山線の新宿乗り入れが認められたのは戦後のことで、1952年に西武新宿駅が開業して路線名も「新宿線」となった。この頃は西武新宿駅は仮のターミナルとされ、新宿駅東口駅ビル(現在のルミネエスト)への乗り入れ計画があった。しかし、予定地の狭小さと戦後の輸送力急増により新宿駅乗り入れは中止され、西武新宿駅が恒久的なターミナルとなって現在に至る。現在の西武新宿駅は櫛形ホームの高架駅で、駅舎は西武グループの商業施設やホテルが入居する駅ビルとなっている。
駅舎
駅舎は地上25階・地下4階の駅ビルで、低層部には商業施設の西武新宿PePeなどが、高層部にはプリンスホテルが入居している。
正面口
駅ビルの最も南側、新宿駅東口に近い側に正面口がある。この他、駅ビルの1階や地下の複数の場所から駅には出入りできる。
正面口駅前
駅の東側(1枚目画像)には歌舞伎町があり、南側(2枚目画像)は新宿駅東口が近い。2枚目画像右手のJRの跨道橋が、いわゆる「新宿大ガード」である。
正面口改札
改札はホームと同じ2階にある。円形の案内表示が特徴的。
北口
北口は駅北端の高架下にある。山手線があるため、西側には直接出られない。
北口駅前
北口まで来ると新宿駅よりも新大久保駅のほうが近い。
東急歌舞伎町タワー
西武新宿駅の横に、2023年に竣工した東急歌舞伎町タワーが建っている。
北口改札
北口改札は地上にあり、通路で2つのホームに通じている。
ホーム 1枚目:終端方 2枚目:本川越方
島式・相対式を組み合わせた2面3線の高架ホームで、正面口改札側がつながって櫛形ホームになっている。
特急・拝島ライナーは中央の2番線からの発着で固定されており、日中は相対式ホームの1番線から各駅停車、島式ホーム外側の3番線から急行が発着する。
本川越方
2番線と1・3番線の同時発着が可能な線路配置。当駅と高田馬場駅の間は山手線と西武新宿線がぴったり並行している。
駅名標
高田馬場駅(本川越方面)←西武新宿線
東京メトロ丸ノ内線乗り換え→新宿駅(東京メトロ)
・駅の沿革
1952/03/25:開業
・ページのデータ
取材:2023/02/04
公開:
更新:公開後未更新