日本駅巡り紀行

公開:2011年12月18日
更新:公開後未更新

流鉄

 

[ 流鉄 (旧称:総武流山電鉄) ] 本社:千葉県流山市

 流鉄は千葉県にある鉄道会社で、馬橋〜流山間の流山線を運営しています。もとは「総武流山電鉄」という社名で、路線名も「総武流山線」といいましたが、当時の大株主で「総武」の由来でもあった「総武都市開発」というゴルフ場経営会社が倒産した後の2008年、現在の社名へと変更しました。

 鉄道会社としては規模の小さな会社で、大きな副業や親会社もないという現在では珍しい形態の鉄道会社で、更には日本の旅客鉄道会社の中ではかなり珍しい公式webサイトを持っていない会社です(他にも、広島にあるスカイレールという会社なども持っていません)。

 つくばエクスプレスの開業により苦境に立たされてはいますが、新車の導入を行うなど、今後も流山市の足として運行を続けていくようです。

目次

 

流山線

 流山の近くに鉄道が開通したのは1896年のことで、この時現在のJR常磐線になる路線が開業しました。常磐線は流山町(現在の流山市)を通りませんでしたが、このような流れの中で「流山にも鉄道を」という機運が盛り上がり、「流山軽便鉄道」として1916年3月14日に現在の流鉄流山線が開業しました。その後、線路の幅を広げて(開業時は通常の1067mmよりも狭い762mmでした)電化したり会社名を幾度かかえたりしましたが、路線の延長などの大きな変化はなく現在に至っています。

 東京に最も近い場所にあるローカル私鉄、という雰囲気で、起点の馬橋駅や終点の流山駅などには古い雰囲気が残っていて、単線の線路を2両編成のワンマン電車が走る風景はとても東京近郊の私鉄とは思えません。

 つくばエクスプレスの開業後は乗客の減少に悩んでいますが、この頃からワンマン化や車両両数の削減などの合理化に取り組んでいます。

駅名 連絡路線など 駅の状況 沿線風景
馬橋駅 JR常磐線 地上駅・橋上駅舎  準備中
幸谷駅 JR常磐線・武蔵野線(新松戸駅) 地上駅・地上駅舎
小金城趾駅   地上駅・橋上駅舎
鰭ヶ崎駅   地上駅・地上駅舎
平和台駅   地上駅・地上駅舎
流山駅 車庫所在駅 地上駅・地上駅舎

車両

2000系 5000系
 画像のみ(クリックするとポップアップします)  同左

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