[ 成田空港駅 なりたくうこうえき JO37 KS42 ] 千葉県成田市
空港第2ビル駅(千葉方面)←成田線
空港第2ビル駅(京成上野方面)←京成本線
空港第2ビル駅(京成高砂方面)←京成成田空港線
※施設の所有はJR、京成ともに成田空港高速鉄道
成田空港駅はJR成田線、京成本線、京成成田空港線の駅で、各路線の終点駅である。成田空港第1旅客ターミナルの最寄り駅であり、スカイライナーや成田エクスプレスの発着駅である。なお、京成本線においては成田開港の1978年から当駅の開業までの13年間は東成田駅(現在は京成東成田線)が成田空港駅を名乗っていたため、当駅は京成としては2代目の成田空港駅となる。
駅は地下にあり、線路配置はJRが島式ホーム1面2線、京成が島式・単式混合の変則的な2面3線である。当駅は成田新幹線のターミナルとして新幹線12両編成が停車できる島式ホーム2面4線の終点駅として建設され、在来線の乗り入れ当初は京成とJRが1面2線ずつ使用していたが、京成成田空港線の開業に合わせて京成側に単式ホーム1面1線が増設された。さらに、京成側の島式ホームは中央の仕切りを境に上野方と終端方がそれぞれ本線用と成田空港線用に分割されたため、京成側の番線は5つある。
駅入口
空港第2ビル駅と同様、出入口は地下にあり京成とJRの出入口や各種施設が並んで配置されている。
空港の出発ロビー(地上)
左:JR成田空港駅出入口 右:トラベルセンター(JR)
JR東日本のゾーンは成田エクスプレスをイメージした赤色で統一されている。
内側から見た改札
成田空港駅の改札は手荷物検査があった名残で出場と入場に分離されている。コンコース中央のJRと京成が接する部分に双方の出場改札があり、その両脇にそれぞれの入場改札がある構造で、これにより手荷物検査場は1つに統一されていた。
JR成田線ホーム 左:成田方面 右:終端方
JR成田線のホームは島式1面2線で、基本的に外側の1番線に成田エクスプレス、2番線にエアポート成田などの普通列車が発着する。
駅名標
裏面は路線図になっている。
京成成田空港駅出入口
京成成田空港駅は本線の青とスカイアクセスのオレンジの2色のカラースキームが使用されている。
内側から見た改札
左:コンコース 右:中間改札
コンコースは色によって京成本線利用者と成田スカイアクセス利用者の動線を分けている。京成本線に乗るには中間改札を通る必要がある。
1番線ホーム 左:終端方 右:上野方
1番線ホームは成田空港線開業に伴って建設された単式1面1線のホームで、成田空港線のアクセス特急専用ホームである。他のホームとの間には壁があり見通せない。
1番線ホームへの分岐
1番線ホームへの分岐点は2・3番線ホームの上野方にあり、2・3番線ホームから1番線ホームへの線路を見ることができる。
2〜5番線ホーム 左:2・3番線ホーム(上野方) 右:4・5番線ホーム(終端方)
2〜5番線ホームはもともとあった1面2線のホームを延長・分割したホームで、2・4番線、3・5番線はそれぞれ同じ線路の上野方と終端方を縦列に使用している。2・3番線は京成本線、4・5番線は京成成田空港線のホームである。
2・3番線と4・5番線を仕切る仕切り
駅名標
左:上野・成田方 右:終端部
新幹線用に作られた路盤のすべてに線路が敷かれているわけではない。また、ホームはJRよりも京成のほうが長いが、京成成田空港線開業前は逆にJRのほうがホームは長かった。
左:京成2・4番線(かつての京成1番線)の壁面 右:JR1番線の壁面
成田空港高速鉄道が整備したときに作られたと思われるホーム壁の模様はJR側と京成側に統一感がある。
・駅のデータ
沿革 1991年3月19日:開業/2010年7月17日:京成成田空港線が乗り入れ
駅のある地点:JR成田線成田起点10.8km/京成本線京成上野起点69.3km/京成成田空港線京成高砂起点51.4km
・ページのデータ
取材:2014年9月28日
公開:2018年7月28日
更新:公開後未更新
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