大森海岸駅は京急本線の駅で、品川区では最も南にある駅である。京浜電鉄が都心進出のためにまず建設したのが川崎〜大森間で、品川延伸後に取り残された大森海岸〜大森間は大森支線として30年余りに渡って存続していた。
駅出入口
駅出入口は高架下にある。青色はしながわ水族館をイメージしているのだろうか。
駅前(西側)
この通りを進むと大森駅に至る。1937年まではこの通り上を大森支線が走っていた。
駅前(東側)
品川〜立会川駅間で京急本線の西を通っていた第一京浜は当駅の北側・鈴ヶ森付近から京急本線の東に移る。当駅周辺はマンションが多い。
改札
ホーム 1枚目:品川方・2枚目:浦賀方
相対式ホーム2面2線の高架ホーム。1970年という比較的古い時期に高架化されたため屋根が低い。
駅名標
開業当初は海岸に近い駅だったが、埋め立てが進んだ現在では海岸ははるか遠くになってしまった。
・駅のデータ
沿革 1901/02/01:八幡駅として開業|1904/05/08:品川方面への延伸に伴い、本線と大森支線の分岐駅となる。海岸に改称|1933/07/01:大森海岸に改称
駅のある地点:本線品川起点4.8km
・ページのデータ
取材:2021/10/09
公開:2021/10/18
更新:公開後未更新