日本駅巡り紀行

鹿島神宮駅

鹿島神宮駅

[ 鹿島神宮駅 かしまじんぐうえき  ] 茨城県鹿嶋市
高架下駅舎
構造:高架ホーム・島式1面2線
鹿島サッカースタジアム駅(水戸方面)←大洗鹿島線(※)・JR鹿島線→延方駅(佐原方面)
※鹿島サッカースタジアムまでJR鹿島線だが、実態は大洗鹿島線の一部のように運行されている。

鹿島神宮駅はJR鹿島線の駅。臨時列車を除くと鹿島線の当駅〜鹿島サッカースタジアム間には大洗鹿島線乗り入れ列車のみが運転されるため、実質的にはJR鹿島線と大洗鹿島線の乗換駅となっている。

島式ホーム1面2線の交換駅だが、貨物列車以外は当駅をまたいで運転されないため、通常は下り線を佐原方面のJR鹿島線が、上り線を大洗鹿島線直通列車が専用で使用している。駅名の通り鹿島神宮の最寄駅であるとともに鹿嶋市の中心駅であり、駅前ロータリーには東京駅に直通する高速バスも乗り入れる。

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 駅舎(南口)
駅舎は高架下にある。屋根や柱のデザインは神社を意識していると思われ、看板のデザインも他の駅とは異なる。

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 駅前広場 1枚目から順に駅舎を背に左側・正面・右側
駅前広場は大きく、左側のロータリーからは東京駅直通の高速バス「かしま号」も発着する。駅前広場にかかる屋根やトイレは鹿島神宮を意識した意匠が施されている。

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 駅前
駅前広場から坂を上った先に鹿島神宮がある。商店などは駅前ではなく鹿島神宮の参道やさらにその奥に多い。

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 坂の上から見た駅

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 鹿島神宮 1枚目:大鳥居 2枚目:大鳥居から楼門
歴史ある神社であり、「東国三社」の一つにも数えられる。

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 鹿島神宮 奥参道
境内には鬱蒼とした森が広がり、巨木も多い。

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 鹿園
境内には鹿が「神鹿」として保護されている。鹿島神宮の分霊を春日大社まで神鹿で届けたという伝承があり、鹿島神宮に奈良の鹿の起源をもとめられるとされている。
なお、鹿島神宮の神鹿は一度途絶えており、現在の神鹿は春日大社などから迎えた鹿の子孫である。

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 西口
駅舎西側の高架下にも小さな出入口がある。

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 西口駅前(駅北側)
駅の北側には住宅地が広がっている他、国道沿いにはロードサイド型の商業施設もある。

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 北側から見た駅

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 改札
有人駅で、簡易ICカード改札機が設置されている。

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 臨時改札
臨時改札用のラッチも置かれているが、使われている気配はなかった。

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 改札内から見た改札

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 待合室
高級感のある雰囲気。

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 ホーム 1枚目:水戸方 2枚目:佐原方
島式ホーム1面2線で、海側(南側)を大洗鹿島線、山側を鹿島線が使用している。ホーム有効長は11両対応だが、通常ダイヤでは鹿島線4両・大洗鹿島線2両が最長であり、臨時列車でも2023年現在ではB.B.BASEの6両編成が最長。ホーム中央部の列車が停車するエリアには屋根がある。

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 1枚目:水戸方 2枚目:佐原方
構造は行き違い可能な中間駅のそれであり、安全側線も設置されている。行き違い有効長は貨物列車に合わせているのかとても長い。

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 対面乗換
鹿島線と大洗鹿島線のダイヤは接続が考えられており、対面乗換できる。大洗鹿島線のほうが本数は多いので、鹿島線と接続しない列車もある。

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 209系
通常ダイヤではE131系と総武快速線直通列車のみが乗り入れるが、カシマサッカースタジアムで試合がある日などには209系も乗り入れる。

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 駅名標
あくまでJR東日本の駅のため、JR東日本デザイン。ラインカラーは鹿島線のもの。

鹿島サッカースタジアム駅(水戸方面)←大洗鹿島線(※)・JR鹿島線→延方駅(佐原方面)
※鹿島サッカースタジアムまでJR鹿島線だが、実態は大洗鹿島線の一部のように運行されている。

・駅の沿革
1970/08/20:JR鹿島線の終点駅として開業|1970/11/12:北鹿島(現・鹿島サッカースタジアム)まで延伸。貨物のみ|1978/07/25〜1983/12/01:鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の旅客列車が乗り入れ|1985/03/14:大洗鹿島線開業、当駅に乗り入れ開始

・ページのデータ
取材:2022/07/18・2023/05/20
公開:2023/08/12
更新:公開後未更新

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