[ 西白井駅 にししろいえき HS09 ] 千葉県白井市
新鎌ヶ谷駅(京成高砂方面) ←北総線・京成成田空港線→
白井駅(印旛日本医大方面)
西白井駅は北総鉄道北総線の駅である。駅周辺は千葉ニュータウンの中で最も早く開発が行われた地域で、ニュータウンの計画的な街並みが広がってい る。
駅は掘割の中にあり、駅舎は橋上駅舎、線路配置は島式1面2線である。県営北千葉線のために用意された広大な掘割を使用して北総線の車庫が置かれて
いたが、印西牧の原の車庫供用にともない保線基地に転用された。また、かつて使用されていた7000形の先頭車が1両、駅付近の鉄道敷地内に保管されてい
る。
左:駅入口 右:跨線橋
駅舎は線路の上にあり、跨線橋を通して駅の南北につながっている。駅舎の設計は白井・小室とほぼ同様である。
左:南口駅前 右:北口駅前
駅の南北にはそれぞれロータリーがあり、駅前にはドラッグストアやスーパーなどの商業施設がある。駅の周辺は計画的に整備された住宅地である。
改札
ホーム 左:京成高砂方面を望む 右:印旛日本医大方面を望む
島式1面2線の線路配置である。
跨線橋から見た駅
新鎌ヶ谷〜印旛日本医大間で北総線が通る掘割はかなり大きな幅が建設されている。前述のとおり、これは県営北千葉線のための用地で、小室付近からはさらに
成田新幹線も合流する予定だった。
車庫跡
西白井駅の南側は印西牧の原の印旛車両基地が供用開始するまでは北総線の車両基地だった。現在は架線も取り払われて保線基地に転用されている。
7001保存車
駅西側の道路橋の下には銀色のビニールシートに覆われた物体がひっそりと置いてある。実はこれは北総鉄道が開業時に導入した7000形のトップナンバー
で、廃車後今に至るまで西白井駅の構内で保存されている(構内での場所移動は行われたことがあるらしい)。いつか日の目を見る日が来るのを祈りたい。
駅名標
新鎌ヶ谷駅(京成高砂方面) ←北総線・京成成田空 港線→ 白井駅(印旛日本医大方面)
・駅のデータ
沿革 1979(S54)年3月9日:開業
駅のある地点:北総線京成高砂起点15.8km
・ページのデータ
取材:2014年10月12日
公開:2015年6月8日
更新:公開後未更新
・このページの場所
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