[ 北鉄金沢駅 ほくてつかなざわえき ]
地下駅舎
構造:地下ホーム・島式1面1線
北陸鉄道浅野川線→七ツ屋駅(内灘方面)
金沢駅乗り換え→金沢駅(ただし新幹線開業前)
北鉄金沢駅は浅野川線の起点駅で、金沢駅と連絡している。2001年に竣工した連続立体交差化工事により地下化されており、2020年時点で北陸3県では唯一の地下駅となっている。
駅は金沢駅東口駅前広場北側の地下にあり、駅前地下広場を経て金沢駅に連絡している。頭端式1面2線のシンプルな終点駅で、終日有人駅である。
駅出入口
地下広場の一角に駅がある。地下駅なので駅舎はないが、ホーム・窓口・待合室などがコンパクトにまとまっている。
改札
有人改札で、列車別改札を行っている。
駅前
駅は金沢駅東地下広場の一角にあり、雨に濡れずに金沢駅やバスのりば、近隣ビルなどと行き来できる。
駅東広場(ほぼ)全景
川島令三氏はこの広場について「野町と金沢駅前を結ぶ地下鉄計画の一部だ」という説を提示しているが、柱の配置から見て少し現実的ではなさそうに感じる。
地下通路としてだけでなくイベント広場としても使われているそうだが、少し広すぎる印象も受ける。
金沢駅
外に出ずに乗り換えられるのは、冬場の気象条件が厳しい北陸地方においては大きなメリットだと思われる。
金沢駅側から見た北鉄金沢駅
ホーム 1枚目:終端部 2枚目:内灘方
1面2線だが、ラッシュ時を除き1番線(向かって右側)のみを使用している。2番線はラッシュ時の交互発着に用いられるほかは回送電車の留置に使用されている。
内灘方
きれいな駅だが、2番線の明かりが基本的に消灯されているため場所によってはかなり暗い。
内灘方
ホームから既に明かりが見えるほど地下区間は短い。
駅名標
列車別改札のため、駅名標は列車の窓越しにしか見られない。
北陸鉄道浅野川線→七ツ屋駅(内灘方面)
金沢駅乗り換え→金沢駅(ただし新幹線開業前)
・駅のデータ
沿革 1926/05/18:金沢駅前駅として開業|1949/08/01:北鉄金沢に改称|2001/03/28:地下化、現在地に移転
駅のある地点:浅野川線方鉄金沢起点0km
・ページのデータ
取材:2018/11/19
公開:2020/06/13
更新:公開後未更新