神明駅はかつて「兵営駅」という駅名で、駅名通り駅前にあった陸軍の兵営への輸送は福武線建設の大義名分だった。現在でも当駅始発列車が設定されているなど福武線の主要駅である。
島式ホーム1面2線を使用して行き違いを行っているが、駅舎と反対側にもう1つ定期列車の使用しないホームがある。また、駅舎に隣接した場所にもホームが設置されているが、切り下げが行われておらず現在は閉鎖されている。
駅舎
主要駅らしい風格のある駅舎。駅舎に隣接してラーメン屋があり、軒を共有していた。
駅前
そこまで大規模ではないが、駅前にはバスの発着できるロータリーがある。
改札
福武線の中間駅では珍しく、早朝夜間を除いて有人駅となっている。
駅舎に隣接したホーム
駅舎に隣接したホームは高床のままで、現在は全く使用されていない。
構内踏切
使用されている島式ホーム(手前)と反対側の臨時ホーム(奥)へは構内踏切でつながる。
ホーム 1枚目:越前武生方・2枚目:田原町方
島式ホーム1面2線が基本的に使用されている。利用客数の多さゆえかホーム全長に上屋が架かっている。臨時ホームはホームが設置されているだけで上屋はない。開業時はこちら側に駅舎・出入口があったという。
ホームから見た駅舎
ホーム切り下げまでは、島式ホームを単式ホームとして武生方面の列車が使用し、福井方面の列車は駅舎側の単式ホームを使用していたという。
駅名標
・駅のデータ
沿革 1924/02/23:終点駅「兵営駅」として開業|1925/07/26:路線延伸|1939/04:「中央駅」に改称|1946/06:「神明駅」に改称
駅のある地点:福武線越前武生起点8.5km
・ページのデータ
取材:2019/08/10
公開:2020/05/15
更新:公開後未更新