[ 福井駅前停留場 ふくいえきまえていりゅうじょう ]
駅舎なし
構造:地上ホーム・単式1面1線
福井鉄道福武線→市役所前停留場(現:福井城址大名町)(田原町・越前武生方面)
現在の姿→福井駅前停留場
駅前広場内に移設されて「福井駅停留場」となる前の福井駅前停留場は駅前通りの裏手にあり、福井駅からは200mほど公道を歩いて行く必要があった。単線区間の終点に単式ホームがあるだけ、というとてもシンプルな構造の駅だった。
駅外観
「ヒゲ線」はそこまで広くない道路の中にある。福井駅前停留場は、道路の中央に単式ホームが置かれているだけのシンプルな構造だった。
駅外観(田原町方より)
ホーム両端のスロープから横断歩道を通って外と行き来する構造だった。
ホーム 1枚目:終端・2枚目:田原町方
単式ホーム1面1線で、両端にのみ上屋があった。柵で安全対策はされていたが、ホーム幅は狭かった。
田原町方
「ヒゲ線」は雪国特有のアーケードの真ん中を単線で抜けて市役所前(現:福井城址大名町)に至る。
線路終端部(中央)と福井駅(奥)
線路終端部に車止めはなく、停留場から数十m東側の交差点に突き当たる場所でレールは突然切れていた。福井駅とは少し距離があったことが分かる。
駅名標
JR福井駅前(当時)
2012年当時、福井駅前は再開発に向けて建物が取り壊され、空き地が広がっていた。写真中央奥(仮設建物で隠れている裏側)へ進むと福井駅前停留場に行けた。
後に、写真左手の更地に再開発ビル「ハピリン」が建ち、アスファルトの空き地はバスのりばとなり、写真右奥のあたりに福井駅停留場が移設された。
福井鉄道福武線→市役所前停留場(現:福井城址大名町)(田原町・越前武生方面)
現在の姿→福井駅前停留場
・駅のデータ
沿革 1950/11/27:開業
駅のある地点:福武線越前武生起点20.1km
・ページのデータ
取材:2019/08/10
公開:2020/05/24
更新:公開後未更新