越中中村駅は富山地方鉄道本線の駅。開業時には一時的に終点駅だったが、待合室があるだけの無人駅である。徒歩圏内にあいの風とやま鉄道線の東滑川駅もあるが、正式な乗換駅とはされていない。
駅出入口
庭先の小道のような舗装の先にホームへの階段がある。駅の外からは駅名すらわからない。
待合室
階段を登った先の待合室にようやく駅名が書かれている。後述の通り、待合室はホームに比べれば新しい。
駅前
駅周辺には住宅が点在するが、車社会な上に東滑川駅を利用するほうが富山までは速く安いため、当駅の利用者はほとんどいなさそうだ。
駅前
ホームを背にして左手(1枚目画像)の空き地にはかつては駅舎と変電所があった。1978年頃に取り壊され、現在の待合室が建設された。
ホーム 1枚目:電鉄富山方 2枚目:宇奈月温泉方
単式1面1線のホームで、上屋がないどころかホームの大半が未舗装という閑散ぶり。
宇奈月温泉方
中滑川〜新魚津間で並走しているあいの風とやま鉄道線と富山地鉄本線だが、当駅〜西魚津間では一時的に離れる。
駅名標
「中村」が強調されたデザイン。
・駅の沿革
1935/12/13:早月駅として開業(終点駅)|1936/06/05:電鉄魚津への延伸により中間駅に|1950/03/23:早月加積駅の開業に伴い越中中村に改称
・ページのデータ
取材:2023/02/25
公開:2024/11/04
更新:公開後未更新