西魚津駅は魚津市の郊外にある駅で、鉄道ファンなどの間では古い駅舎があることで有名な駅です。相対式2面2線の行き違い可能駅で、宇奈月温泉方面のホームに面して駅舎があります。
トタンのひさしが付いたり自動販売機ができたりしていますが、おそらく開業当初から使われていると思われる駅舎です。屋根の形などが少し洒落ています。
建物の屋根や柱などが少し独特のデザインで、入り口にも風情があります。五角形の破風の中に書かれた「驛津魚西」は昔の看板などには珍しいポップな書体です。
駅舎内
駅舎内は待合室になっていて、昔の出札口や木のラッチも残されています。
駅舎からホーム(手前が宇奈月温泉方面)
相対式2面2線の線路配置で、2つのホームの間は構内踏切でつながっています。
左:電鉄富山方面 右:宇奈月方面方面
石積みのホームはコンクリート舗装で、昭和の雰囲気です。木造の古そうな屋根は、構内踏切のそばに数mずつだけあります。
北陸線を行く「はくたか」
駅のすぐ裏手にはJR北陸線が通っています。駅のすぐ電鉄富山方で北陸線の下をくぐり、同線の西側から東側に移ります。
駅名標
駅名標は新しくなっています。
・ページのデータ
取材:2011年8月6日
公開:2012年3月15日