[ 八丁堀停留場 はっちょうぼりていりゅうじょう M7 W1 ] 広島県広島市中区
構造:地上ホーム・相対式3面3線
立町停留場(広電西広島方面)←広島電鉄本線→胡町停留場(広島駅方面)
女学院前停留場(白島方面)←広島電鉄白島線
八丁堀停留場は広島電鉄本線・白島線の停留場で、白島線が本線から分岐する。本線は1・2・6号線、白島線は9号線が停車し、9号線のうち2往復のみが交差点上の線路を通行して本線と直通する。駅周辺は福屋やヤマダ電機(かつての天満屋)などがある繁華街。
八丁堀は広島城の外堀で、それを埋め立てた通りが「八丁堀」と呼ばれていた。現在の停留場は八丁堀交差点に面しているが、もともとの「八丁堀」は1つ西の八丁堀西交差点で交わる通りのこと。現在の白島通りが開通するまでは白島線は八丁堀を通っており、八丁堀停留場も八丁堀西交差点のところにあった。
広島駅方面ホーム
本線のホームは交差点を挟んで互い違いに設置されており、広島駅方面ホームは交差点の西側にある。
西広島方面ホーム
西広島方面のホームは交差点の東側にある。本線のホームは両方向ともに電車2本が縦列停車可能な有効長で、上屋・風除けもほぼ全長にわたって設置されている。
白島線ホーム
白島線ホームは白島線の上り線(本線に合流する方)に面した単式ホームで、交差点の北側にある。
駅周辺 1枚目:八丁堀交差点北側 2枚目:同南側
周辺は広島市の中心的な繁華街の一角で、百貨店や銀行・オフィスビルなどが建ち並ぶ。八丁堀交差点内で白島線と本線が分岐する。
本線ホーム(西広島方面ホームより) 1枚目:広島駅方 2枚目:広電西広島方
それぞれのホームは交差点の手前に設置されている。
広島駅方
隣の胡町停留場との距離は近く、八丁堀の有効長が長いこともあってホーム端同士では約20mまで近接している。
駅名標
白島線ホーム 1枚目:本線方 2枚目:白島方
白島線ホームは本線ホームと比べて狭いが、上屋はほぼ全体に架かっている。広電では数少ない、進行方向右側から乗車する停留場の一つ。
白島方
渡り線がある。
江波発着の9号線の案内
9号線への入出庫のため、朝の白島行2本・夜の江波行2本の2往復だけ江波〜白島間の9号線電車が設定されている。その4本のみ、江波行が白島線ホームから、白島行が本線ホームから発車する。
駅名標
・停留場の沿革
1911/11/23:開業(当初から2路線の分岐点)|1945/08/06:原爆投下以降、白島線は休止が続く|1952/06/10:白島線が新経路で再開業、当停留場も現在地に移転
・ページのデータ
取材:2023/07/15
公開:2024/09/29
更新:公開後未更新