日本駅巡り紀行

取材:2010年5月3日
公開:2011年3月2日
更新:公開後未更新

阪神梅田駅

 [梅田駅 うめだえき Umeda station] 大阪府大阪市北区
Osaka Metro御堂筋線連絡→梅田駅(Osaka Metro)

 梅田駅は阪神電鉄の駅で、同本線のターミナル駅です。駅はJR大阪駅南側地下にあり、駅は阪神デパートや阪急デパートといったデパートや地下街に連絡しています。

 阪神電鉄はもともとは大阪駅前にあった大阪市電の梅田からそのまま大江橋北詰(中之島の北側)まで乗り入れる計画でした。しかし、結局その乗り入れが実現することはなく、開業から30年ほどたった1939年、それまで地上で営業していた梅田駅(現在駅よりも西側にあった)を現在の位置に移設し地下駅として開業させました。

 4線の線路の両側に乗降ホームがついた5面4線の櫛型ホームで、改札はホームと同一平面に1か所、1つ上の階に2か所の計3か所で、すべての駅施設は地下にあります。もともとの配線は第2阪神線(本線をバイパスする新線の建設による別線複々線化計画、結局実現せず)に対応した形式だったそうですが、福島駅の地下化の際に大きく変更されています。


地上で唯一阪神梅田駅を認識させる存在、阪神デパートです。阪急デパートの向かい側にあります。


第2改札という改札で、地下2階にある西改札のうちの東側の改札です。


反対側は第3改札です。第1改札はおそらく東改札のことだと思われます。


地下街から阪神梅田駅東改札へ向かう入口です。ここら辺が駅のテリトリーと地下街のテリトリーの境目という感じです。


東改札です。ホームの付け根にあり、まさに私鉄ターミナルという雰囲気です。


ホームの付け根の部分です。櫛型ホームを持つ典型的な関西私鉄のターミナルで、各線路の車止めの先に花瓶などで装飾が施されているのが特徴です。


北側の線路から順に紹介します。まず、1番北側にある1番線です。この線は基本的にラッシュ時の特急などの発着ホームで、昼間は閑散としています。

 
2番線からは、基本的に特急が発着します。

 
3番線からは急行が発着します。

 
4番線は5両分しかホーム有効長がないため、4両の普通が発着します。6両の電車が発着するときはドアカットを行うそうです。


4番線下車ホームは、低い柵1枚で通路と接しています。


駅名標は普通です。

福島駅 

阪神本線 

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