日本駅巡り紀行

高岡駅(JR北陸線時代)

 

[ 高岡駅 たかおかえき ] 富山県高岡市
西高岡駅(金沢方面)   ←JR北陸線→   越中大門駅(富山方面)
                 JR氷見線→   越中中川駅(氷見方面)
二塚駅(城端方面)    ←JR城端線(2015年3月15日に二塚〜高岡間に新高岡駅が開業)
万葉線乗換→高岡駅電停
2013年の様子→高岡駅(2012年)

 高岡駅はJR北陸線・氷見線・城端線の駅で、高岡市の中心駅です。万葉線高岡駅電停も駅舎内にあり、北陸新幹線開業前の時点では富山県内第2位の 乗降客数を誇ります。

 単式・島式4面7線の線路配置で、中央の島式2面4線を北陸線が、北側の単式1面1線を氷見線が、南側の島式1面2線を城端線が使用しています。 かつては氷見線ホームが頭端式の構造で、そこに隣接して正面改札口と駅舎がありましたが、2007年から2014年にかけて駅舎の橋上化が行われました。 これと同時に駅前の再開発や万葉線高岡駅電停の移設なども行われ、とてもきれいな駅に生まれ変わりました。

 2015年3月14日に北陸新幹線が開業し、北陸線があいの風とやま鉄道に移管され、あいの風とやま鉄道線とJR城端線・氷見線との乗換駅と なりました。

 北口(古城公園口)
古城公園口がもともと正面改札のあったメインの出入口です。2014年に供用が開始された新しい駅舎は「Curun TAKAOKA」と呼ばれています。地上2階地下1階建てで、向かって左側がJR高岡駅入口、1階の大半が万葉線高岡駅電停となっているほかは商業施設で す。

 
 駅前 左:駅舎から見て左側 右:駅舎から見て右側
駅前は広い駅前広場になっていて、広場の東側はバス乗り場、西側はタクシープールとして使用されています。駅周辺は高岡市の市街地です。

 瑞龍寺口(南口)
瑞龍寺口は駅の裏側に位置する出入口です。ガラスを多用したシャープなデザインの駅舎です。

 南口駅前
南口にも駅前広場があります。こちら側も高岡市の市街地が広がっています。

 改札
改札は南北自由通路の途中にあります。

 南北自由通路の様子
南北自由通路は天井の高い開放的な通路で、天井に張られた木の部材が特徴的です。

※ホームと駅名標の写真は2012年に撮影したものとなります。

 
 1・2番線ホーム 左:城端方面を望む 右:終端側を望む
高岡駅のホームは珍しく駅長室とは反対側の瑞龍寺口側から順に振られています。1・2番線の島式ホームは城端線の発着するホームです。

 
 3〜6番線ホーム 左:金沢方面を望む 右:富山方面を望む
3〜6番線は北陸線の使用するホームです。高岡駅にはホームに面さない貨物用の副本線もいくつかあります。

 7番線ホーム 終端側を望む
7番線は氷見線の使用するホームです。氷見線の使用するホームはかつて北口駅舎に隣接する頭端式の7・8番線でしたが、駅舎橋上化を機に移設されました。

 駅名標

仮駅舎の遺構(2014年取材)

 
 左:東口の跡 右:東口駅前広場の跡
古城公園口が供用開始されるまでの間臨時の正面口の役割を果たしていたのが東口です(2013年の様子参照)このように、ロータリーを残して駅舎は撤去さ れていました。

 南口仮駅舎
瑞龍寺口の工事中に使用されていた南口仮駅舎も残されています。

 

西高岡駅(金沢方面)   ←JR北陸線→   越中大門駅(富山方面)
                 JR氷見線→   越中中川駅(氷見方面)
二塚駅(城端方面)    ←JR城端線(2015年3月15日に二塚〜高岡間に新高岡駅が開業)
万葉線乗換→高岡駅電停
2013年の様子→高岡駅(2012年)

・駅のデータ
沿革 1898(M31)年1月2日:中越鉄道城端方面(のち城端線)の起点駅として開業/1898年11月1日:北陸線高岡開業/1900年12月29日:中越鉄道氷見方面(のち氷見線)開業/2015(H27)年3月14日:北陸線があいの風とやま鉄道へ譲渡
駅のある地点:北陸線米原起点217.2km、城端線・氷見線起点

・ページのデータ
取材:2012年3月31日、2014年9月15日
公開:2015年3月15日
更新:公開後未更新

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