日本駅巡り紀行
田浦駅
田浦駅は横須賀線の駅。かつては沿岸部の倉庫や米軍施設への専用線が分岐している駅だったが、現在ではすべて廃止されている。
トンネルに挟まれた駅であり、ドアカットを実施している駅として一部の鉄道ファンには有名な駅となっている。同じ「田浦」を名乗る京急田浦駅からは1km以上離れている。
北口
田浦駅は橋上駅舎となっており、駅の南北に出入口がある。東京駅から直通1時間ほどで行ける駅とは思えないほど、自然に囲まれて寂れた雰囲気の駅となっている。
北口駅前
北口と駅前道路を結ぶ通路は駐輪場のように利用されている。
北口周辺
北口の周辺は倉庫や自衛隊施設ばかりの地区で、普段の人通りは少ない。
南口
南口のほうが国道16号線に近い。
南口駅前
南口駅前には小さなロータリーがあり、国道を通るバスの一部が乗り入れている。
改札
横須賀線逗子以南では唯一の橋上駅舎となっている。
ホーム 1枚目：東京方 2枚目：久里浜方
島式ホーム1面2線のホームで、木や古レールで骨組みが組まれた古い上家が架けられている。
1枚目：東京方 2枚目：久里浜方
駅は尾根に挟まれた谷戸に立地しており、ホームの前後は単線並列のトンネルに挟まれている。
久里浜方の海側には別のトンネルがあるが、これは当駅から倉庫街への専用線の廃線跡であり、現在は使用されていない。
ドアカット
ホームの有効長は10両分弱しかなく、11両編成の列車は上下列車ともに先頭車両と2両目の1番前の扉（計5枚）をドアカットする。
車内の表示（E235系）
ドアカットされる扉（進行方向右側の前方5枚）にはドアカットについてのシールが貼られている。
また、E235系では田浦駅停車中の案内表示機にドアカットについての案内が表示される。
駅名標
・駅の沿革
1904/05/01：開業
・ページのデータ
取材：2022/06/26
公開：2023/01/02
更新：公開後未更新