小鶴新田駅はJR仙石線の駅で、仙石線では石巻あゆみ野駅についで新しい駅である。もともと駅間が長く沿線に水田が広がっていた苦竹〜小鶴新田間で宅地開発が進んだことにより開業した駅であり、所在地の地名(宮城野区新田東)と旧来の地名である小鶴を組み合わせて駅名はつけられた。
相対式ホーム2面2線の線路配置を持つ地上駅で、駅舎は橋上駅舎である。当駅と福田町駅の間に仙台車両センター宮城野派出所があるため、ラッシュの前後と早朝深夜には仙台〜当駅間に区間列車が運転される。
北口
北口が当駅の中心的な出入口。階段やエスカレーターが奥まったところに設置された、少し不思議な形の駅出入口である。
北口駅前 左:駅前ロータリー 右:ロータリー東側
北口の駅前にはロータリーが設置されている。駅周辺はマンションや中小の商業施設が立ち並んでいるが、ロータリー東側の一等地の1区画だけが開発されずに放置されている。
南口
南口は後述の理由から少し裏口のような雰囲気のある出入口である。
南口駅前
南口の駅前すぐのところを梅田川という河川が横切っており、そのため駅前にはほとんど土地がない。この出入り口の利用者の多くは川の対岸の住民だと思われる。
改札
橋上駅舎で、シースルーの窓口兼有人改札が設置された有人駅である。
ホーム 左:あおば通方を望む 右:石巻方を望む
相対式2面2線のホームで、ホームの全長にわたって上屋がかかっている。
駅名標
・駅のデータ
沿革 2004(H16)年3月13日:開業
駅のある地点:仙石線あおば通起点5.6km
・ページのデータ
取材:2015年8月22日
公開:2016年1月10日
更新:公開後未更新