少し南側に迂回すると前ページの最後に出てきた建物の裏側に回り込めます。やはり建物は線路跡の上にあるようで、裏手のいかにもそれらしい形の駐車場に線路跡は続いています。
その細長い駐車場の用地の延長上は再び廃線跡を使った道路になります。
鉄道時代の名残が残る、とても緩いカーブ。地図で見ると、明らかにこの道路だけ周りの区画から浮いています。
カーブが終わるとしばらく下り坂です。
しばらく直線になります。この通りも五鉄通りというようです。
都道162号線という比較的大きな通りと交差すると先ほどとは逆の右カーブに入ります。このあたりは大きなS字カーブを構成しているようです。
このカーブの辺りに宮沢駅はありました。現在でも町名は宮沢です。
少し直線区間になります。左を見るとだんだん八高線が近付いています。(奥の踏切が八高線)
両脇の道は八高線のところで行き止まり。
八高線をくぐるところは立派な地下道です。五日市鉄道時代も同じ場所で掘割を使ってアンダークロスしていましたが、その当時の施設とは全くの別物です(ページ1番下のリンクを参照)
八高線との交差地点の地上側です。以降が残っていた当時の写真と見比べると、ほとんど面影はありません。
自転車&歩行者専用の新しい地下道を抜けます。
庇がついていて、雨でも濡れません。
地下道を抜けると大神駅跡です。
《参考リンク》
「我が家の近所の鉄道廃線跡・五日市鉄道(JR五日市線)拝島〜立川間[ http://www.asahi-net.or.jp/~uk9o-tkzw/hsak.html
]」
(「我が家の近所の鉄道廃線跡(を中心とする鉄道趣味のサイト)[ http://www.asahi-net.or.jp/~uk9o-tkzw/haisen.html
]」内 管理人:‐)
・この五日市鉄道の廃線跡について、「五鉄通り」として整備される前の貴重な画像を公開しております。21世紀が始まるくらいまでは、「廃線」な雰囲気を醸し出す掘割に入れたりもしたようです。
・また、サイト全体としても古い写真が多く公開されていて、ページ数は少ないながらも見ごたえがあります。 |