日本駅巡り紀行

新鳥栖駅

 

[ 新鳥栖駅 しんとすえき ] 佐賀県鳥栖市
久留米駅(鹿児島中央方面)   ←九州新幹線→    博多駅(博多方面)
肥前麓駅(長崎方面)       ←JR長崎線→   鳥栖駅(鳥栖方面)

 新鳥栖駅は九州新幹線とJR長崎線の駅で,両線の乗換駅です。九州新幹線の鹿児島ルートと長崎ルートの分岐駅として設置が決まった駅で,2011 年の九州新幹線全線開業と同時に開業しました。長崎ルートが開業していない現状では新幹線と長崎線の乗換駅として機能しています。

 新幹線が島式2面4線の高架駅,長崎線が相対式2面2線の地上駅で,駅舎は新幹線駅の高架下に位置しています。在来線と新幹線の改札は自由通路を 挟んで分かれており,久留米駅や博多駅と違って連絡改札はありません。駅周辺は2014年現在ではほとんど何もありませんが,今後少しずつ発展していくの だと思われます。新幹線つばめ・さくらの全列車と,長崎線を走る特急全列車が停車します。

 
 左:東口 右:東口駅前
駅の側面は翼のようなスタイルが特徴的です。駅前にはロータリーが設置されていますが,周辺は普通の住宅地で,新幹線駅らしい雰囲気はありません。

 
 左:西口 右:西口駅前
駅舎のスタイルは東側と西側で線路を挟んで対称になっています。西口の駅前には駐車場やタクシー乗り場が設置されています。

 新幹線改札
佐賀県唯一の新幹線駅であり,在来線との乗換駅でありますが,駅周辺の人口が少ないこともあってか改札は2列しか設置されていません。

 
 11〜14番線(新幹線ホーム) 左:博多方面を望む 右:鹿児島中央方面を望む
新幹線駅は島式2面4線の高架駅で,「翼」の中は屋根が高くとても開放的です。将来的に長崎ルートと鹿児島ルートの分岐駅となることから主要駅タイプの線 路配置が採用されたものと思われます。

 
 在来線改札口
在来線の改札口は新幹線改札の向かい側にあります。改札はそのまま鳥栖方面のホームにつながっています。

 
 1・2番線:長崎線ホーム 左:鳥栖方面を望む 右:長崎方面を望む
長崎線は相対式2面2線の線路配置のとても単純な構造の駅です。しかし,特急の停車駅なのでホーム屋根がほぼ全長にわたって設置されていたりします。

 
 駅名標

 

久留米駅(鹿児島中央方面)   ←九州新幹線→    博多駅(博多方面)
肥前麓駅(長崎方面)   ←JR長崎線→   鳥栖駅(鳥栖方面)

・駅のデータ
沿革 2011(H23)年3月12日:開業
駅の位置:九州新幹線博多起点26.3km/JR長崎線鳥栖起点2.9km

・ページのデータ
取材:2014年8月2日
公開:2014年10月1日
更新:公開後未更新

・このページの場所
日本駅巡り紀行(サイトトップ)→駅・車両のページ(コーナー目次)→九州新幹線→ 新鳥栖駅