美々信号場はJR千歳線にある信号場である。2017年に廃止されるまでは美々駅であり、21世紀以降のJR北海道経営合理化の波の中で初めての札幌圏での廃止駅であった。
単式・島式混合2面3線の線路配置で、駅周辺には牧場と工場以外本当に何もない駅だった。「駅」当時に探訪したため、本ページでは2015年時点での「美々駅」を紹介する。
駅舎
駅舎は隣の植苗駅とよく似た構造で、屋根の形が特徴的。
改札
改札にはKitaca用簡易改札機のみが設置されていた。
駅ノート
現在はどうなったのだろう。
駅前
何もない森の中。右に写る車は駅舎の整備に来ていたJR北海道の社員さんたちの車。植苗駅でも出会った人たちだったので少し気まずかった。
電波塔?
駅舎裏側
手前に写る荷物は私のものではなく偶然同じ列車で訪れた「同業者」の方のもの(向こうは「撮り」の方だったが)。この駅で3人の方を見かけたが、うち1人は趣味人、2人はJRの社員さんなので、駅が廃止されたのも納得である。
ホーム 左:札幌方面 右:苫小牧方面
中線が待避線になっている2面3線の線路配置で、跨線橋で両ホームは連絡する。
駅名標
あの横見浩彦氏いわく「美々っとくる駅」である。
・駅のデータ
沿革 1926(T15)年8月21日:開業/2017(H29)年3月4日:美々駅廃止・信号場に降格
駅のある地点:千歳線沼ノ端起点13.9km
・ページのデータ
取材:2015年8月27日
公開:2017年9月16日
更新:公開後未更新