[ 植苗駅 うえなええき H16] 北海道苫小牧市
南千歳駅(札幌方面) ←美々信号場(旧美々駅) ←千歳線→ 沼ノ端駅(苫小牧方面)
植苗駅はJR千歳線の駅である。利用客数が少ないようで、隣の美々駅が廃止される前から当駅と美々駅は一部の普通列車に通過されていた。駅から植苗集落までは距離があり、駅周辺は牧歌的な風景。単式島式混合2面3線に由来する変則的2面2線の線路配置。
駅舎
隣の美々駅に似た、不思議な形の屋根を持つ駅舎。
改札
Kitaca簡易改札機と券売機が設置されており、実質的な信用乗車方式(日本の田舎を走る幹線中間駅にはこういうところは多いが)。改札の横は待合室になっている。
駅前
駅前に小さな集落的なものがあるが、植苗のメインの集落はここから結構離れたところにある。意外にも駅前広場らしいものと自販機がある。
駅前駐車場?
駅の駐車場かもしれないし近隣の人の駐車場かもしれないし、土地はいくらでもあるからそういうのはあまり関係ないのかもしれない。
駅そばの廃屋
看板建築からここまでモルタルが剥がれた姿はなかなか見られない。ファサードは普通の民家というより商店のそれだが、道路から離れているし、元は何の建物だったのだろうか。
駅舎裏側
駅舎裏側に回ると、花壇の奥には手作り感あふれる模型と踏切が。駅を手入れしている地域の人がいるのかもしれない。
跨線橋
島式ホーム1面2線だったのを複線化時に線増して駅裏に単式ホームを設置した経緯があるため、普通の2面3線の駅とは駅舎とホームの位置関係が逆である(駅舎に面するホームがない)。2線だった駅を3線に増強したのに今や撤去されて2線に戻っているというのも少し皮肉だ。
下りホーム(旧島式側) 左:札幌方 右:苫小牧方
かつては中線のある島式ホームだったが、現在では中線が撤去されて単式ホームとして使用されている。
上りホーム(旧単式側) 左:札幌方 右:苫小牧方
この駅の上下線のホームは少しずれて配置されている。
駅名標
南千歳駅(札幌方面) ←美々信号場(旧美々駅) ←千歳線→ 沼ノ端駅(苫小牧方面)
・駅のデータ
沿革 1926(T15)年8月21日:開業
駅のある地点:千歳線沼ノ端起点6.4km
・ページのデータ
取材:2015年8月27日
公開:2017年9月16日
更新:公開後未更新