日本駅巡り紀行

東京駅(在来線)

[ 東京駅 とうきょうえき JC01 JY01 JK26 JT01 JU01 ] 東京都千代田区
地上・地下駅舎
構造:高架ホーム・島式5面10線(地上の在来線のみ)
中央線→神田駅(高尾方面)
有楽町駅(品川方面)←山手線・京浜東北線→神田駅(上野方面)
新橋駅(熱海方面)←東海道線・東北線(宇都宮線)→上野駅(宇都宮方面)
総武線・横須賀線、丸ノ内線乗り換え→東京駅(丸の内地下)
京葉線乗り換え→東京駅(京葉地下)

東京駅は東海道線・東北線(上野東京ライン)・総武線・京葉線・東海道新幹線・東北新幹線の起点駅で、その駅名の通り日本の首都・東京を代表する駅である。神田駅を起点とする中央線も実質的に当駅を起点としている他、運転系統として山手線・京浜東北線・横須賀線が乗り入れ、駅前の地下には地下鉄丸の内線も乗り入れる。

明治期に形成された東京の鉄道網は都心の外縁部に起点駅を設けており、都心部で断絶されていた。そのため東海道線の新橋と東北線の上野を結ぶ高架鉄道が作られることとなり、その中間駅かつ首都のターミナル駅として計画されたのが「中央停車場」だった。中央停車場という欧米風の駅名は1914年の開業時に「東京駅」とされ、現在まで受け継がれている。

東京駅は欧米のような頭端式のターミナル駅ではなくスルー型の主要駅で、線路は南北に通っている。西側(在来線側)には東京駅のシンボルでもある丸の内口の赤レンガ駅舎があり、東側(新幹線口)には八重洲口の駅ビルがある。駅周辺の表情も東西で異なり、三菱などが一から開発した丸の内側は高層ビルが整然と立ち並ぶビジネス街であるのに対し、八重洲側は下町から発展したオフィス街で、比較的小規模な雑居ビルや飲食店も建ち並んでいる。

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 丸の内駅舎
丸の内口の駅舎は辰野金吾が設計した鉄骨煉瓦造3階建の建物で、東京のシンボルの一つとなっている。戦時中の空襲で大きな被害を受け、戦後は長らく2階建で営業していたが、2007年から2012年にかけて耐震化および復原工事が行われて現在の姿となった。
駅舎のうち旅客用のスペースは南北ドームなどの一部で、大半は東京ステーションホテルとして利用されている。

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 JPタワーテラスから見た丸の内駅舎
建物の2階までは鉄骨煉瓦構造、21世紀に復旧された3階部分は鉄骨鉄筋コンクリート造。屋根はスレート葺きとなっている。

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 JPタワーテラスから見た丸の内側駅前
駅前広場も駅舎復原と並行して整備が行われた。自動車の空間は南北に寄せられ、中央部は歩行者の空間が広がる配置となっている。

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 駅前(南側)
JPタワー(左手)や丸ビル(右手前)が見える。

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 駅前(西側)
東京駅と皇居の間を行幸通りがつないでいる。その両側には丸ビル・新丸ビルなどの高層ビルが建つ。

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 駅前(北側)
北側には大手町のオフィスビル群が見える。

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 北ドーム
丸の内駅舎の出入口は南北ドームと中央部の3箇所ある。開業時の東京駅では南北ドームで乗降分離が行われ、北ドームは降車口とされていた。

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 ドーム内
ドーム内は八角形の吹き抜けとなっている。

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 東京駅ステーションギャラリー
北ドームにはステーションギャラリーという美術館が設置されている。

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 東西自由通路
改札外で丸の内口と八重洲口を繋ぐ地上通路は駅の北側の1箇所しかない。

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 丸の内北口改札
新幹線・在来線ともにまずは同じ改札から出入りする。

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 駅舎中央部
駅舎中央部は皇室や来賓のための貴賓室とされ、その北側に一般利用者用の丸の内中央口が設けられている。

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 丸の内中央口
「中央」という名前に反して小さな出入口で、改札機も南北の出入口に比べると少ない。開業当初は電車(山手線・京浜線・中央線)専用の改札だった。

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 東京駅ステーションホテル入口
駅舎中央部の南側には東京駅ステーションホテルのエントランスが設けられている。

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 貴賓出入口
駅舎中央部にある出入口は貴賓出入口とされ、皇族や国賓などが利用する。内部には後続専用の貴賓室などもあるという。

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 南ドーム
南ドームはかつては乗車口とされていた。

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 南ドーム内部
南ドームの2階以上の部分は東京駅ステーションホテルが使用しており、ドームに面した客室も設けられている。

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 丸の内南口改札

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 八重洲口駅舎
八重洲口の駅舎はかつては12階建ての駅ビルだったが、再開発により南北2棟の高層ビルとそれをつなぐ低層部という構成に改められた。低層部には帆を模した屋根がかけられ、「グランルーフ」と呼ばれている。

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 グラントウキョウノースタワー
高層ビルのうち北側の棟の低層部には大丸東京店が入居している。

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 八重洲口駅前
八重洲口は外堀通りに面しており、その向かい側は京橋・日本橋のオフィス街となっている。通りに沿って高速バスターミナルとタクシープールが配置されている。

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 八重洲南口改札
八重洲口の改札はJR東海とJR東日本で分離されている。JR東日本の新幹線利用者は在来線改札で入ってから乗換改札を通る仕組み。

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 八重洲中央口改札

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 八重洲北口改札
丸の内口と異なり八重洲口の各改札は屋内の改札外通路でつながっている。

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 日本橋口
日本橋口はJR東海の保有する出入口で、在来線の改札は設けられていないが1階の通路で八重洲口の各改札に通じている。

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 日本橋口駅前
駅前は高速バス乗り場となっている。

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 八重洲地下中央口改札
八重洲口の外堀通りなどの地下には巨大な地下街が広がっている。そこに面して八重洲地下中央改札口が設けられている。

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 グランスタ地下北口改札
地下1階の駅北側にも丸の内側と八重洲側をつなぐ自由通路があり、グランスタ地下北口改札が面している。当駅で唯一のICカード専用改札口。

ホーム

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 1・2番ホーム 1枚目:終端方・2枚目:高尾方
1・2番線は丸の内駅舎に最も近いホームで、中央線が使用している。東北・上越新幹線のホームを1面から2面に増設する際に東海道線ホーム1面を新幹線用に供出することになり(現在の20・21番線)、在来線ホームを別に1面確保する必要ができたため、既存のホームの上に建設されたホームである。そのため、3番線以降の各ホームよりもかなり高層にある。

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 丸の内駅舎
丸の内駅舎の屋根の裏側が1番線から見える。

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 中央線駅名標

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 3〜6番ホーム 1枚目:品川方・2枚目:上野方
3・6番線を京浜東北線が、4・5番線を山手線が使用している。3・4番線の上には1・2番線が重なっている。

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 山手線・京浜東北線駅名標

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 7〜10番ホーム 1枚目:宇都宮方・2枚目:熱海方
7〜10番線は東海道線・東北線(上野東京ライン)が使用している。かつては東海道線専用の折返しホームだったが、上野東京ラインの開業後は一部の特急などを除いて中間駅となった。

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 東海道線・高崎線駅名標

中央線→神田駅(高尾方面)
有楽町駅(品川方面)←山手線・京浜東北線→神田駅(上野方面)
新橋駅(熱海方面)←東海道線・東北線(宇都宮線)→上野駅(宇都宮方面)
総武線・横須賀線、丸ノ内線乗り換え→東京駅(丸の内地下)
京葉線乗り換え→東京駅(京葉地下)

・駅のデータ
沿革 1914/12/20:東海道線の新たな起点駅として開業|1919/03/01:中央線が乗り入れ|1925/12/01:東北線乗り入れ|1964/10/01:東海道新幹線が乗り入れ|1991/06/20:東北新幹線が乗り入れ|1995/07/02:中央線が高高架ホームに移動|2012/10/01:復原された丸の内駅舎が全面開業|2013/09/20:八重洲口グランルーフ完成
駅のある地点:東海道線・東北線・東海道新幹線・東北新幹線起点

・ページのデータ
取材:2021/09/22・2021/11/03・2021/12/11
公開:2021/12/19
更新:公開後未更新

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