日本駅巡り紀行

新潟駅

[ 新潟駅 にいがたえき  ] 新潟県新潟市
橋上駅舎
構造:高架ホーム・島式相対式混合3面5線(在来線)、高架ホーム・島式相対式混合3面4線(新幹線)
上越新幹線燕三条駅(東京方面)
亀田駅(直江津方面)←信越線
東新潟駅(新発田方面)←白新線
越後線→白山駅(柏崎方面)

新潟駅は信越線・白新線・越後線、上越新幹線の駅で、どの路線も当駅を終点または起点としている。新潟市の本来の市街地は信濃川左岸の古町地区だが、信濃川への架橋コストが大きかったため鉄道のターミナルは信濃川右岸の旧沼垂町内に建設された。開業当初は現在地よりも北に新潟駅があったが、1950年代に路線改良のために移転を行っている。

かつては駅の北側(万代口)に駅舎があり、新幹線が高架ホーム、在来線が地上ホームに発着していたが、21世紀に入ってから南口側の整備・在来線の高架化などの改良が進められている。2022年に在来線の高架化が完了し、2023年現在では駅舎や万代口の整備が進行中である。

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 万代口
万代口は新潟駅のメインの出入口で、在来線の高架化に伴って大きな変化があった。訪問当時は駅前広場(万代広場)や駅舎1階部分などが整備中だった。

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 万代口駅前(バスターミナル)
新潟市の中心市街は駅から離れた万代シテイや古町に分散しているため、駅からは多数のバスが発着している。現在では、新潟駅周辺にも飲食店やオフィスが多数出店している。

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 万代口(西)
訪問時点では万代口は2か所に分かれていた。西側の出入口は高架化以前からの自由通路の出入口が使用されている。

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 万代口(東)
東側の出入口はかつての出入口(2枚目画像)が廃止され、高架下の仮設の出入口に移行していた。

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 整備中の万代広場・駅舎
高架下部分および駅前広場はまだ更地で、これから整備される段階だった。

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 南口
南口は新幹線側の出入口で、近年になって整備された出入口である。

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 南口駅前
駅前広場や駅前通りもきれいに整備されている。

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 南口駅前広場
駅前広場やその周辺の商業施設は、新潟駅に付属していた鉄道施設の跡地を再開発した区域である。

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 1枚目:在来東改札 2枚目:在来西改札
高架下の自由通路は駅舎2階の東西に設けられており、改札も東西に分かれている。

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 1〜5番線ホーム 1枚目:柏崎方 2枚目:直江津・新発田方
在来線ホームはドーム状の屋根で覆われている。1〜5番線の各ホームから各方面への列車が発着する。5番線は後述のとおり新幹線11番線との対面乗換が可能である。

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 1〜5番線ホーム 柏崎方より

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 柏崎方
高架化に伴って線路数が削減され、シンプルな駅となった。

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 直江津・新発田方
当駅の東側は複々線区間で、2kmほど先の上沼垂信号場で白新線と信越線は分岐する。

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 在来線駅名標

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 1枚目:新幹線東改札 2枚目:新幹線西改札
新幹線の改札も在来線と同様に東西に分かれている。

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 新幹線のりかえ改札 在来線側より
新幹線と在来線のコンコースは並行しており、乗り換え改札が設置されている。

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 11〜14番線ホーム 1枚目:東京方 2枚目:終端方
新幹線ホームは島式2面4線で、どのホームからも列車が発着する。

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 1枚目:在来線から見た5・11番線ホーム 2枚目:新幹線から見た11番線ホーム(左)
新幹線ホームと在来線ホームは全く同じ高さに作られており、11番線の向かいには在来線5番線ホームから続く乗り換えホームが設けられている。11番線は2023年現在では新幹線で唯一両側にホームがある線路となっている。

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 5・11番線上の新幹線のりかえ改札
5・11番線は対面乗換だが、間に柵が設けられており、乗り換え改札が2か所設けられている。

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 東京方

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 終端方
新潟駅の先にも線路が続いており、白新線東新潟駅付近に新潟新幹線車両センターが設けられている。

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 新幹線駅名標

上越新幹線燕三条駅(東京方面)
亀田駅(直江津方面)←信越線
東新潟駅(新発田方面)←白新線
越後線→白山駅(柏崎方面)

・駅の沿革
1904/05/03:開業(現在の信越線)|1951/06/25:現在の越後線が旅客営業開始|1956/04/15:白新線が乗り入れ|1958/04/29:現在地に移転|1982/11/15:上越新幹線が乗り入れ

・ページのデータ
取材:2023/03/11
公開:2023/12/17
更新:公開後未更新

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