[ 押上駅(スカイツリー前) おしあげえき KS45 A20 ] 東京都墨田区
本所吾妻橋駅(A19)(西馬込方面) ←都営浅草線
京成押上線→ 京成曳舟駅(KS46)(青砥方面)
東京メトロ半蔵門線、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)乗り換え→押上駅(メトロ・東武)
押上駅は京成押上線の起点駅、かつ都営浅草線の終点駅で、東京メトロ半蔵門線や東武伊勢崎線にも連絡するジャンクション駅です。2012年からは、副駅名として「スカイツリー前」を使用しています。
もともと押上駅は京成の開業時のターミナル駅でしたが、京成電軌が画策していた浅草乗り入れが頓挫し、京成上野駅への乗り入れが始まってからは中途半端な位置づけでした。しかし、1960年に都営浅草線が開業し駅も地下に移転、押上線は京成電鉄の主要路線としての地位を取り戻しました。現在では押上駅そのものが4社局の乗り入れるジャンクション駅になっています。
駅はスカイツリータウン(旧業平橋駅地上ホーム)の地下にあり、島式2面4線の線路配置です。トンネルのある場所がとても浅いため、改札はホームの下にあります。東京メトロ・東武の駅ともつながっていて、6つの出入口が利用可能です。
※浅草線の改札からつながってはいるものの距離の離れているB1・B2出入口は掲載を行っていません。押上駅(メトロ・東武)をご覧ください。
左:A1出入口 中:A1出入口より大通り 右:A1出入口よりスカイツリー・B3出入口方面
A1出入口はスカイツリーの南東側にある出入口で、近くの大きな通りに出るには便利な出入口です。しかし、構造的に改札まで行きづらいため、ほとんどの人は近くのB3出入口を使用します。
☆ スカイツリー開業前のA1出入口
当時はB3出入口へ向かうためには必ずA1出入口の脇を通り抜ける構造でした。周辺の風景は大きく変わっています。
左:B3出入口 中左:B3出入口バス乗り場 中右:スカイツリー入り口 右:京成電鉄本社(移転予定)
B3出入口は東京スカイツリーの最寄りにある出入口で、ロータリーやスカイツリーの入り口があります。2013年度に市川市へ移転予定の京成電鉄本社もそのそばにあります。
☆ ☆
スカイツリー開業前のB3出入口
今と同じ建物ですが、外装の凝った装飾は全くありませんでした。この当時は周辺は工事用の囲いに囲まれていました。
スカイツリータウン出入口(改札階より)
スカイツリータウンへも直接通じています。
☆ A3出入口
A3出入口は押上駅で唯一東武線の北側にある出入口です。
☆ 中央口改札
中央口改札は半蔵門線・東武線への乗り換えが可能な改札口で、スカイツリーの最寄り改札です。
☆ A2出入口
A2出入口は駅の南西部、浅草通り沿いにある出入口で、唯一他の出入口と連絡していない出入口です。
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左:西口改札 右:スカイツリー開業前の西口改札にて
都営浅草線の西側にある改札口は、A2出入口のみと連絡しています。かつては業平橋駅地平ホームに連絡していたため、スカイツリー開業まではその通路が閉鎖されたことを告知する看板が張られていました。
左:青砥方面 右:西馬込方面 西馬込方面ホームより
島式2面4線の線路配置で、昼間には40分に1回の割合で緩急接続が行われます。
青砥方
青砥方では、駅を出てすぐに地上に出ます。
旧東側改札(ホーム側より)
駅の東側には線路をくぐる連絡通路がありますが、半蔵門線の開業で現在の中央口改札が開業するまでは、この部分に改札がありました。A1出入口から改札までの通路が不便なのはこのためです。
※2020年追記↓
東口改札
2020年4月1日、連絡通路に「東口改札」が設置され、かつての改札が復活しました。これにより、A1通路・A3通路の利便性が向上しました。
2020年追記終了↑
駅名標
駅名標は京成電鉄のデザインが使用されています。
☆ ☆
駅名標(スカイツリー開業前)
スカイツリーが開業する前は、線路側の駅名標が都営地下鉄型のデザイン、ホーム側の駅名標が京成電鉄のデザインでした。現在、右写真の部分に駅名標は存在しません(案内板の一部になりました)。
本所吾妻橋駅(A19)(西馬込方面) ←都営浅草線
京成押上線→ 京成曳舟駅(KS46)(青砥方面)
東京メトロ半蔵門線、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)乗り換え→押上駅(メトロ・東武)
・ページのデータ
取材:2012年6月15日、2011年6月12日(2011年撮影写真は右下に☆)
公開:2012年6月23日
更新:2020年9月6日(東口改札について追記)
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