日本駅巡り紀行
弘前学院大前駅
弘前学院大前は弘南鉄道大鰐線の駅である。開業当初の駅名は「西弘前」で、弘前電気鉄道の本社や車庫も置かれる主要駅であった。
島式ホーム1面2線の線路配置を持つ地上駅で、駅舎はコープが入居する大きな建物だが駅は無人化されており、かつてあった車庫機能も津軽大沢に移っている。駅周辺は弘前大学や弘前学院大学がある「西弘」と呼ばれる文教地区である。
駅舎
駅舎は2階建てで、同じ建物にコープあおもり西弘店（店名は旧駅名に由来する西弘）が入居している。
別の角度から見た駅舎
駅前
駅前道路へはコープの駐輪場を通って出入りする。
駅前通り
駅前の通りは商店街となっている。
駐車場
駅に隣接して駐車場がある。パークアンドライド用…ではなくコープの利用者用駐車場である。
駅舎内
駅舎内は待合室として利用されている。窓口は全て塞がれている。
改札上
接近表示機には今は亡き「快速」の文字が見える。
改札から見たホーム
ホームへは構内踏切を介して出入りする。
ホーム 左：中央弘前方 右：大鰐方
島式ホーム1面2線の線路配置で、かつて主要駅だったことを示すように立派な上屋が架けられている。
大鰐方
架線柱が広がっているのはかつての駅構内の広がりの名残だろうか。
駅名標
当駅の西弘前から弘前学院大前への駅名改称は唐突で、地域からの反発もあったといわれる。
・駅のデータ
沿革 1952（S27）年1月26日：西弘前として開業／2008（H20）年9月1日：弘前学院大前に改称
駅のある地点：大鰐線大鰐起点12.0km
・ページのデータ
取材：2015年8月26日
公開：2017年2月27日
更新：公開後未更新