田んぼアート駅は弘南鉄道弘南線の駅で、同線で最も新しい駅である。田舎館村が村おこしの一環で始めた田んぼアートの第2会場(第1会場は数km離れた村役場附近)の最寄駅として開設された駅で、隣の田舎館駅まではわずか400mという短距離である。単式ホーム1面1線の棒線駅で、冬季と早朝深夜には列車が通過するという実質的には臨時駅といってよいような駅である。
駅出入口
新しいだけあってバリアフリーなスロープでホームにアクセス。
駅周辺
駅前に田んぼアート(を含む弥生の里公園)と道の駅いなかだてがあるが、その他は水田(アートではない)が広がっている。周辺の集落は田舎館駅を通る県道沿いに分布しているので、当駅が最寄駅という人はほとんど存在しないと思われる。
裏側から見たホーム全景
ホーム 左:弘前方 右:黒石方
単式ホーム1面1線の棒線駅で、待合室の部分だけ屋根がかかっている。
黒石方
黒石方に見えるバイパスをくぐるとすぐに隣の田舎館駅である。
駅名標
時刻表
営業期間中でも早朝深夜の列車は通過する。
弥生の里展望台
田んぼアート駅のメイン、田んぼアートを見るための展望台。もちろん登るにはお金がかかる(値段も建物もそこまで高くはない)。
田んぼ近景
田んぼアートは下から見てもよく分からないが…
上から見た田んぼアート
上から見ると何が書いてあるかよく分かる。この年の田んぼアートは話題の映画だった「STAR WARS/フォースの覚醒」。
別方向にはこんなアートも(石で書かれており、こちらも上からでないとよく分からない)。
道の駅
田んぼアートには道の駅が併設されている(正確には逆で道の駅に併設された公園の一部が田んぼアート)。おそらく車で訪れる人が圧倒的多数派なのだろう。
・駅のデータ
沿革 2013(H25)年7月27日:開業
駅のある地点:弘南線弘前起点13.4km
・ページのデータ
取材:2015年8月25日
公開:2017年2月22日
更新:公開後未更新