津軽尾上駅は弘南鉄道弘南線の駅である。合併して平川市になる前の尾上町の中心駅で、開業から四半世紀弱は弘南鉄道の終着駅だった。近隣の猿賀神社にあやかった神社風の駅舎を有し、東北の駅百選に選ばれている。線路配置は島式ホーム1面2線で、貨物ホームの跡も残っている。
左:駅舎 右:駅出入口
駅舎は平屋建てで、神社を模した反りのある切妻屋根のある駅舎である。
ホーム側から見た駅舎
駅前
駅周辺は旧尾上町中心部の一部で、駅前の通りを北に進むと旧尾上町の中心部に出る。
改札
駅舎の内部はどこかレトロな雰囲気が漂う。
ホーム 左:弘前方を望む 右:黒石方を望む
島式ホーム1面2線の線路配置で、上屋は架けられていないシンプルなホームである。駅舎とは黒石方にある構内踏切で連絡する。
貨物ホーム跡
ホームの東側には貨物ホームと思われるホームの跡がある。
駅名標
尾上高校前駅がなかった頃の隣駅表記(田舎館)がうっすらと見える。
東北の駅百選
・駅のデータ
沿革 1927(S2)年7月1日:終点駅として開業/1950(S25)年7月1日:弘南線が当駅から黒石に延伸
駅のある地点:弘前駅起点11.1km
・ページのデータ
取材:2015年8月25日
公開:2016年10月7日
更新:公開後未更新